「クローバーフィールドだけどさ…」クローバーフィールド・パラドックス テツさんの映画レビュー(感想・評価)
クローバーフィールドだけどさ…
これ、どうなるの?という感じ
1作目はモンスター映画、2作目には密室サスペンス、そして今回は宇宙ステーションで起こるSFサバイバルスリラーと多様なジャンルで作風を毎回変えてきたクローバーフィールドプロジェクト
最初は設定がよく分からないまま、話が進み最後までイマイチ理解出来ないままで終わる。
エネルギー問題が起きているのは分かるし、新エネルギーのために宇宙で実験しているのだろうけど、なんだか?な感じ。(分かると言えば分かるのだがどうにも設定が入ってこない…)
そこから多次元が絡んで別次元の宇宙に来てしまい…そこから怪奇現象が次々に起きるが、全ては次元が混乱していて起きたことらしく、おいおい…といった印象。
色々と風呂敷を広げておいて、なんとも言えない感じで回収しきらずにしていくのは安定のエイブラムス氏という感じか(あの飲み物も出てきたし)
壁から出てきた彼女もイマイチ何したかったの?みたいな感じで正直なんだかなぁ…と言う印象。
地球でも何かが起きているようで主人公のパートナーの男性が避難する様が描かれるがラストまでそれが何なのかは明かされない。
そして、明かされたのは「あの」モンスター…
とここで終わるので結局クローバーフィールドプロジェクトはどこまでリンクしているのか謎のままである(男性が避難したところが2作目のシェルターっぽかったり)
どことなくリンクしているようでリンクしていないようなそんなクローバーフィールドプロジェクト
今回は明確に怪物が最後に出てきたので1作目とのリンクするのかもしれないが謎のまま終わったのでどうしようもない。
このまま続けて面白くなるのか…疑問ですがまあ観ちゃうんですよね~
なんだかんだ視聴者の興味を煽るのが上手いのだと感心する。(もしくは各々の想像を膨らませて楽しませる手法なのかも?)
次作があるのであれば、また観ます