「働き方改革」ファミリー・マン ある父の決断 ガブさんの映画レビュー(感想・評価)
働き方改革
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仕事一筋のやり手のヘッドハンターが息子の病に大切なものを見つめ直すという物語。
ありがちな物語ですが情けは人の為ならず、巡り巡って自分に返ってくるいいお話でした。
デインがライアンと一緒に建物を回っている時に、ライアンは死が迫っているからか何かを感じようと深呼吸したりビルの壁に耳を当てたりして、デインも息子を真似て同じ事をするんだけど、デインは当たり前だがライアンより経験があるわけで決して珍しいものではないはずなんだけど、息子の姿を見て自分も何かを感じようとしてる姿が何とも言えず微笑ましく思いました。
脇を固めるキャラクターも魅力的で、中でもライアンの担当医が素敵だった。
宗教観ということもあるけど、こんな先生なら命を預けたいと思えるいい先生だ。
社長も金の亡者の様に言われていたけど最後の粋な計らいがいい、コブラ酒を飲みながらの笑みがいいじゃないか。こっちも思わず笑みがこぼれる。
今、働き方改革って言われてますが、こういう生き方はいいですね。
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