劇場公開日 2017年8月12日

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「擬闘を延々と観せつけられてもねぇ。。。」RE:BORN リボーン 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0擬闘を延々と観せつけられてもねぇ。。。

2018年4月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

現代のアクションという物をもう一度見直さなければならないのではないか?と思わせる作品。

主人公は身体的に凄いかもしれない。しかしこの映画でやっている事は格闘やアクションでは無く、擬闘である。

擬闘は対戦相手の能力ありきでアクション・格闘に似た形を表現でき、またそれが上手く絡み合う事により「本当の闘いの様に見えてこのアクション凄い」と思う訳だが、この映画からは相手が「100%負けるのが前提の動き」であり、そこから何もアクションの面白さが伝わって来なかった。
別の言い方で言うと「リアリティ薄い」とか「チープ」「最初から八百長臭い」である。主人公のキレに身体を任せているに過ぎない。

それが映画の時間で言うと9割型続くのである。苦痛である。仮面ライダーで言えばショッカー隊員と延々戦闘している様なもの。
擬闘に工夫が無くつまらない場面が多い。

主人公が半無敵状態な作品と言えばスティーブンセガール主演の沈黙シリーズがあるが、そちらの方がまだストーリーがあって面白い。

今の時代に合っていないと思う。

WOWWOWの「MOZU」の様に映画では無く、連続ドラマでストーリーがもっとあった方が面白かっただろうに。勿体ない。

巫女雷男