「実は深い物語なのでは!?」アメリカン・ヒーロー 青空ぷらすさんの映画レビュー(感想・評価)
実は深い物語なのでは!?
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一言で言うなら「妻子に捨てられたスーパー能力を持つダメ男が、愛する息子のために一念発起して小さな成功を得る」物語。
どんな物でも思い通りに動かせるテレキネシスの能力があるけれど、使い道が分からず主人公メルヴィンは、酒とドラッグに溺れてるダメ男。
映画の8割(9割?)は、メルヴィンと仲間たちのダメ~~な日常が描かれてる。
ただ、個人的に思ったのは、メルヴィンの能力は感情の昂ぶるほど強さを増し、その副作用として頭痛を起こすのでは? と。
だとしたら、メルヴィンが酒やドラッグに溺れているのは、感情を出来るだけフラットに保つための自己防衛手段なのではないかと思ったり。(深読みしすぎ?w)
90分を切る短い作品だし、個人的には、こういう負け犬主人公の映画は大好物なので楽しめた。
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