劇場版 響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレのレビュー・感想・評価
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圧巻の演奏シーン
シリーズ初鑑賞のため登場人物の区別がつかず感情移入が出来なかった。「リズと青い鳥」が非常に良かっただけに少々不満が残るが演奏シーンは圧巻で京都アニメーションの底力を感じた。全国大会金賞を目指して青春の全てを吹奏楽に捧げる少女たちのキラキラした姿は美しい。
2019-88
すばらしい
すばらしい。いまやアニメ界のブランドと化した感のある京都アニメーション作品に間違いなし、人の機微を扱ったアニメはハリウッドでは製作で出来ないだろう。2年生になった久美子だが新入生が入って来ての一年の進行の早いこと、これで全国大会に出場かと思わせたが、ここで日本一にでもなったら物語は終わってしまう。やはり久美子が部長になっての感動のラストになるのだろう。源ちゃん先生率いるライバル校があらわれ一悶着ありそうであと2・3作は出来るのではないだろうか。すばらしい高校生活が描かれておりこれを見た世界中の高校生たちが日本に憧れを持つのだろう、これ以上経済で伸びしろが期待できない日本ではあるが、日本の思想道徳に基づく文化で世界中を感化させることが可能じゃないだろうか、特に文化大革命で道徳のなくなったチャイナなどに影響を与えられそうだ。NHKの「ピアノの森」も朝鮮下請け任せの酷いアニメだったがキャラクターも変更して京アニで作って欲しかった。
真っすぐでもサクセスでもない青春物語
「響け!ユーフォニアム」シリーズで、主人公たちが2年生になった物語です。
アニメによくある魔法やバトルもなく、萌えキャラも登場しません。
また単なるサクセスストーリーでもありません。
登場人物の行動や心理描写だけで、ここまでの物語を組み立てることは、本当にすごいと感心しました。
映像や演奏シーンの音響も素晴らしかったです。
今のアニメ作品の中でも、最高峰だと思います。
普段、アニメを見ない方も、体感してみてください。
何故なんだ...京アニ
駄作とまではいわない、でも今までのユーフォはこんなんじゃなかった。いろいろな大人の事情があるのはわかるが、原作ありきでやるなら何故TVシリーズにしなかったのだろう。尺が絶対的に足りないのは目にみえている。ユーフォの最大の魅力の一つ、人間ドラマが飛ばされすぎて、おそらくシリーズ未見の人には半分以下しか魅力が伝わっていないと思うし、尺が足りないわりには余計なシーンが入ってるし、まずつかみのシーンで全く入りこめなかった。
見所の演奏シーンも含み過ぎてて、他にやることあるよーと思ってしまったし、3DCGなんか使わないあの映像だから感動的できるのになぁ...
そろそろ武田先生も口だしたほうがいいと思う。原作の魅力、半減しちゃってる。
届けたいメロディを観た後のあの深い感動は全く感じることができなかった。
あと個人的には、みぞれ、希美のセリフ一言もなしは勘弁してほしかったなぁと。。
京アニどうしたんだろう。。
簡単には行かない
鎧塚先輩のオーボエがあれば、全国制覇は間違いなし!と思っていましたが、そう簡単には行かないんですね。
自分的には「リズと青い鳥」を観て感動し涙した事もあり、ちょっと肩透かしでした。
と言いましたが、本作品の出来が悪い訳ではありません。
いつものユーフォの世界に戻って来た!と言う安心感です。
先輩の立場になった久美子達の葛藤も、ちゃんと描かれていました。
本作品はTVシリーズ化の方が、物語に深みが出て良いのでは?とも思いましたが、過去のシリーズの焼き直しになってしまうので、映画化で正解なんでしょうね。
ユーフォシリーズも今回で最後になりますが、新部長の活躍も見てみたかったです。
シリーズファンなら大満足
ユーフォ原作の第二楽章を、のぞみぞの物語(リズ)と本筋の物語(本映画)に分離した采配は大変良かった。
〇ストーリー
概ね原作通りですが、リズで既に描かれたのぞみぞと夢の話は省かれています。二年生になった久美子たちと曲者ぞろいの低音パート1年の話を中心に据えていますが、テレビシリーズよりもコンクールに的を絞っていない構成に感じられました。熱血な部活もの!という雰囲気は抑えられ、個々の人物の掘り下げに時間が割かれている感じでしょうか。練習シーンの分量は少なく、「あ、あの練習してたフレーズだ!」というような発見もありません。
よく言われることですが、高校二年生というのは一番楽しく忙しい時期です。恋に友情に、勉強に部活に、何もかも目まぐるしく過ぎていく日々を投影するかのように、映画もかなりのテンポで進んでいきます。原作未読だと正直全貌は把握しきれないと思われます。
しかし、その分見どころがたくさんあり、原作既読勢からすると満足のいく纏め方でした。
〇音楽
最後の演奏が素晴らしい。とにかく素晴らしい。リズでは結局完成された音楽は聴けなかったので、1年ごしの披露。のぞみぞは本作では一言もしゃべらないのですが、この演奏のおかげで強烈な存在感。思わず拍手しそうになりました。
〇作画
テレビシリーズの絵を引き継いでいます。リズには寄っていません。全体に背景が非常に綺麗。一方で少しばかり人物の描きこみが荒い箇所もありましたが、気になるほどではなかったと思います。引きのシーンではCGが使われていましたが、こちらもそこまで違和感はなしで、良かったと思います。
〇総評
リズのときも思いましたが、このシリーズは雰囲気の表現がとてもうまいです。夏の校舎の匂い、粘度の高い空気、そういうものがぱっと感じられる画。とても素晴らしい。
話としては駆け足になりつつも、従来のユーフォから更に情景描写が強化された秀作だと思います。ぜひテレビシリーズに加えてリズも見た上で劇場に赴いてほしいですね。劇場の音響で見る価値がある映画だと思います。
しつこい様ですが音自慢の劇場で
TV版(総集編劇場版含む)及び『リズと青い鳥』の黄前ちゃん他当時一年とその仲間たち周辺の悲喜こもごもを経て、今回は旧三年が抜けて新一年・新キャラによる、新しい北宇治高校に期待を寄せていました。
今回も楽曲をシッカリ絵作り音作りした感が伝わり、そこに注文する余地は殆どありません。アニメーター殺しの京アニ作画も手抜きなしで良好。唯一、サンフェスの曲が前回のYMO『ライディーン』に比べて些かパンチに欠けたくらい?
そして今作の見どころが曲者・キワモノ揃いの新一年。ですがサスガに原作者も持て余した?のか、尺を意図してか、男子モトムはサファイアちゃんに丸投げ。その分女子3人にシッカリ寄せてきています。
当初カナデはOB香織先輩の縁者か?と思いました。前回作の代表キャラとソックリなのは個人的には気になるので、もっと変えた方が良かったと思います。
クセの演出が結構濃くて、観ていてイヤ〜な感じがプンプン漂い巧く表現されていました。ですがその2人は『個人技』と言う同じポイントで摩擦を起こすものの、ここでも尺の問題からか盛付けに今一つ不足を感じました。黄前ちゃんの先輩描写(命綱を付けて他人事に関わる)は良いと思いますが、もう少しコテりが必要で若干でも後腐れを残すか、いっその事失敗させる手もあったのでは? 原作遵守で、サスガにそう云うモヤモヤを与えるのはナシかも知れませんが‥‥
後は個人的に、リズペアの2人に少しシーンを与えて、前作OVAとの連結を意図しても良いかと思います。塚本との件を棚上げにしたのは正解ですが、もっと邪険でも良かった。
そして今作で最も残念だったのは、100分作品で尺が短めで、その制限(と言うかコレも原作遵守で仕方ないとは言え)の為なのか、〝このオチに至った〟事でしょうか。この内容であれば、90分×2編構成でも良かったし、要するに物足りませんでした。コレで終わりなのは作品として色々寂しい気もします。
最後に、やっぱりこの作品は『音自慢』の映画館・箱で観るべきでしょう。もっとも自分はそんな聞き分けられる耳を持ってはいませんが、楽曲が肝の作品なのでソレだけで楽曲を楽しめるし、気分的にも臨場感は増すと思います。
誓いのフィナーレとは…
まず恋愛要素
秀一とイチャイチャシーンが続くのだけど大会に集中したいと距離を置くのは良い
だけどエンドロール終わったら3年の部長になりましたとだけ。
いや秀一はどうなったんだよ…恋愛押しといてこれはないよ。
新キャラが増えすぎて掘り下げられてない
時間も無いしグッズ化したキャラクター達はビデオ画面に出てくるだけ
そのビデオも物語に活かされず意味を成さない物…いらなくない?
OBとして過去の主要キャラが登場するけど一瞬挨拶して終わり
合宿の先生のがセリフ量が多かったのではってくらい少しだけの登場で扱いが酷い。もっと仕事を与えても良かった。
優勝できなければ私が責められるだの云々揉め、解決してさぁユーフォ3人体制で頑張るかと思いきや結局予選落ち。
新キャラは結局死ぬほど悔しいとゴネで終了。
散々待たしてこれは酷いよ……群像劇見ろ?そこまで深くなかったですよ。
周りの評価が高くてビックリしました。
正直過去作品に比べ面白くなかったです。
ヴァイオレットに期待したいと思います。
次は.....
んーよかった最後に全国行けなかったのは残念だがあの終わり方は黄前ちゃんが部長で三年の続編だなありゃーでるな
「北宇治高等学校吹奏楽部黄前久美子でよろしくお願いします」
この一言で続編でるなとかくしんしました
最高傑作
文句の付け所が見当たらないくらい素晴らしい作品でした。
一つの目標に向かって突き進む主人公たちの姿がとても眩しく胸が高まる展開の数々に見入ってしまいました。
一期から比べると主人公の人間としての成長がきちんと描かれていて感慨深いものがありました。
やはり個性的なキャラクターが多く、退屈することなくあっという間の2時間でした。
次回作があるのならば久美子達の三年生編でしょうか?
映像化は実現するかはわかりませんが首を長くして待ってます。
こんな素晴らしい作品に出会えて京都アニメーションさん並びに原作者の方には感謝しかないです。
やっぱり京アニすげーな
綺麗な作画
ヴァイオレットエヴァーガーデンを見れば一目瞭然
きちんといい仕事をされてる。
最後あたりの続編を匂わす感じがあったのでもしかしたら…。
最後の最後まで抑えようとしていた涙腺はついに崩壊。
久々に涙しました。
ありがとうございました。
煌く青春の一端
原作もアニメ本編も見てないけど、リズと青い鳥をとても気に入ったので鑑賞。
主人公の久美子が二年生になってからの一年間を描く。新入生の扱いに苦労し、部員との距離が近づき遠ざかり、コンクール目指して部活していく…と。
正直な感想は「なんかもったいない」に尽きる。人間関係が話のメインの割にはテンポよくサクサク進みすぎたように見えたからだ。
また、リズと青い鳥では魔境にいるのかと錯覚させる過敏な情景描写に心を奪われたのに、本作ではかなりストレートな伝え方に終止していたのも少し残念。
とはいえ、決して出来が悪かった訳でなく、もっとよくなったろうに(もったいない)というのが主なところ。
たとえば、恋愛関連はかなり丁寧で、ニヤニヤしながら見ることができる。満足。部員ひとりひとりの個性の出し方などは言うに及ばず。
雨の中の独白なんか最高でしたよ…
だから、全体としては綺麗にまとまっているし、観ている途中でもったいないなんて思う隙は一切なかった。
ファンはどう思うかわからないけど、初見なら楽しめて、原作やアニメも見てみようかな?と興味を持つくらいには楽しめるはず!
オススメはリズと青い鳥!
青春!
2年生になった久美子の成長っぷりがすごい。
頑張ったからって報われるとは限らない現実に向き合うことと、何のために頑張るのかという命題に逃げずに向かい合う姿が、「青春だなぁ」としみじみ。
新1年生たち思春期の他人を許容できない気持ちや、嫌な部分なんかもしっかり描いてました。
ただ、(『リズと青い鳥』を含めた)今までの3作に比べちゃうと、少々「こんなイベントをこんな感じでクリアしました」という「こなし感」が強く、物語としての【うねり】【満足度】がやや低めの印象。
この映画単体で見るとトラブルが割と簡単に片付いちゃったり、新1年生キャラたちの心情変化(成長)も唐突感があったり。
その辺がもったいなかった。
もっとも原作における、この久美子2年生時期について物語を大きく貫いた要素は、『リズと青い鳥』の「みぞれと希美の話」であり、ここが抜けた状態でよく話をまとめたな、とも思う。
この2作を併せて1作とならざるを得ないのであろう。
大会シーンでは、久美子達低音パートよりもみぞれと希美の演奏シーンが目立っていたし。
青春群像
シリーズを見続けてきた人向けなので、見てない人は「リズと青い鳥」も含めて予習してきてください。
泣いたり笑ったり、青春はいろいろ大変だなぁと思いながら、それでも時間は経っていくし物事は進んでいく。いや、本音は大人だってこんな風に振舞えないよなって思うんだけど、彼女達のこれまでを見てるから成長を喜ぶべきなんだろう。
これ、続くんだよね?この先も見続けたい。彼女達の物語を。
塚本君、今回はよく頑張った。そしてよく決断した。褒めてあげたい。
最高です!
とても良かったです。
映画尺なのでギュッと押し込んだ感は拭えないですが、
今の自分にも通ずる問題もありドキッとさせられました。
出来ればテレビで2クールじっくりとやってほしかったです(笑)
あとさっちゃんかわいい!
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