劇場版 響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレのレビュー・感想・評価
全92件中、41~60件目を表示
タイトルなし(ネタバレ)
☆☆☆★★★
∑(゚Д゚) はて?今日からフイルムセンターで始まった、深作欣二特集へ行くつもりが…俺は何故ここへ?
原作未読。アニメ版はたまたま見たseason1の3話で少しピンと来て、youtubeにて追いかけ鑑賞しseason1は制覇。
本当は違法だったのかも(´-`)
しかし、未だseason2は未見。
ちなみに『リズと青い鳥』は鑑賞済みで、簡単な感想も投稿済み。
「多分season3の総集編だろう」と思っていた本作品。どうやら映画完全オリジナルらしいのを知り、今後の予定を考えると今日観ておくのが最良か?と、急遽の鑑賞を決める。
まあ個人的に、深作はそれ程には好きでは無い…ってのも有るのだが!(安価で纏まって珍しい作品を観れるのは魅力だが)
『リズ…』は観ていたものの。season1を観たのは、はや2年前くらい。流石に、顔と名前に担当パート等を思い出すのに時間が掛かる。
どうやら久美子を中心とした低音パートに、新たに入部して来た4人の新入部員。それと秀一等との関わり合いが、主な話の中心。
この4人の新入部員が久美子にとってはなかなかの曲者揃い。多少の悩みの種になるも、生来の人への当たりの優しさ等で、少しずつ人間関係を築いて行く。
その辺りはseason1から(season2を未見なのですが、おそらく…って事で)続く久美子の人間性で有り。反面で弱点にもなりうるのは、久美子による回想場面で、あすか先輩から指摘されていた。season2を未見の為に、このあすか先輩と絡む、前後の詳しい様子が分からなかったのは残念。でも、シリーズを観ていた方が良いのは当然ですが。特に見ていなくとも、おいてきぼりを喰らう事にはならない様な配慮はされていた様に感じます。
4人の新入部員それぞれが持っている不安に悩みや苛々と言った問題点。作品が進んで行く内にそれらの悩み等は、案外と簡単に解決して行く。
ただ1人、奏を除いて。
奏は、登場当初は何の問題も無い女の子に見えるが。作品中で少しずつ《小悪魔》キャラの匂いを漂わせて行く。
そしてやがて観客は知る。
奏は、この作品に於いては麗奈なのだ…と。
season1での麗奈にあたるキャラとしての立ち位置が、やがて奏で在るのに気がつく。
初めてseason1を観た時に、(確か第8話だと思うのだけど)それまでの流れと比べて、突如として中身の雰囲気が変わった。麗奈と久美子との間に存在していた【壁】そして【和解】
だがその裏に感じた在る感覚が。
久美子には秀一とゆう、近い異性の存在が在りながら。そこに恋とゆう、淡い感情が生まれないのを不思議に感じていたところでの、お祭りを背景の麗奈とのお互いの感情のぶつけ合い。
どことなく女子高生特有の百合っぽい雰囲気を、思わず感じたのをはっきりと覚えている。
別に《好き》な訳では無く《憧れ》とも違う。それでも、相手の事を想うが故に醸し出される感情が、おそらくその様な雰囲気になっているのだろうと思う。今回はそれが久美子と奏との間にほんの少しだけ香らせていて。その様なアプローチが、このシリーズの人気になっている要素の1つなのだろう…とも。
(設定上)あれから1年。同じお祭りの日。
未見のseason2で何らかの進展が有ったのだろう。秀一との関係は少し進んでいた様な感じだったのに。この日を境に又しても…。つくづく男っ気を排除しようとしている気もするが(-_-)
それがオタク心を刺激させるんでしようか?京アニさん。
『リズと青い鳥』が好きな人ならば、最後にそれまでの練習の成果が試されるコンクール場面。
楽譜通りに響き、奏でられ、映る1人1人の表情にグッと来る筈。
その結果が出た後で、その想いを久美子にぶつける奏。
青春とゆう名の下に描かれるのは。短い間に生まれ、いずれは消えて無くなるシャボンの泡の様に。淡く脆いが、儚くも美しい一瞬の風の様に。
作品中で幾度となく描かれるスマホの動画。
それが何を表しているのかが分かるエンドクレジット後の秘密。
どうやら、新部長のもと。青春の汗と涙は報われた…のかも知れない。
素敵なエンディングでした。
2019年4月23日 TOHOシネマズ上野/スクリーン7
シリーズ独特の青春の苦さ
「頑張るって何ですか?」という奏の問いに自分自身ドキリとした。吹奏楽部ではないが、自分でもどこか結果が出なければ頑張ったとは言えない、と思ってしまうときはあった。
このようにテーマも胸に刺さるものだったが、やはりアニメと大きく違うのは音だと思う。実は映画ではなく北宇治のコンクールなのではないかと錯覚してしまうほどの没入感も素晴らしかった。
そんな素晴らしい演奏をしても、目標に届かないのはこの作品らしいと感じる。
初めての人でも十分楽しめる作品だが、前作を見るとより面白さは増すと思う。
群像劇の難しさ
映画としては上出来
とりあえず映画のとしての出来としては100点だと思います
しかし原作者である武田綾乃さんの描いたユーフォのストーリーの良さが半減しているとも感じます。小説を読んでいる方は分かるかもしれませんが映画では描かれていない細やかな人間関係などが尺の都合により描かれておらず映画だと勿体ないなとも思います。
久美子たちの1年生の時は計24話(?)で完結しました。24話を時間に換算すると25分×24話=600分(10時間)ですが2年生編は1時間で2年生編を完結してしまったそう考えると先ほど述べたように勿体ないなと感じてしまいます…
僕自身小説を事前に読んでいたので本当にざっくりざっくり取り上げているなという印象でした。しかし上手くまとめて頂けたので違和感ない映画にはなったと思います。
この映画によって3年生編制作決定が恐らく決まるのであると思いますので期待したいところです。
肝心な内容ですが *下記ネタバレ含みます
1番最初のシーンで久美子と秀一の二人っきりのシーンをいれるのは反則です…思わずニヤニヤしてしまいました…汗そして秀一が告白しますが久美子の鈍感さというのでしょうか秀一が好きと言っても「なにが?」と言ってしまう久美子に久美子らしさを感じました。
内容飛びますがこの映画の中心人物である奏ですがこちらもいい味を出してますね、優等生な振りをして実は腹黒かったり実は弱かったり。中学の時のコンクールで先輩ではなく自分が選ばれ必死に努力したけどでもコンクールは厳しい現実を突きつけた、そんな奏が久美子に本音をぶちまくシーンは印象的でした。
あまり深堀するとネタバレが強くなるのでこれくらいにしますが映画的にはよいかなと思いました、ただやっぱり個人的にTVで2クールにわけてやって欲しかった感は否めません。
3年生編が制作決定されますように心からお祈り申し上げます。
ブラバンあるある
吹奏楽経験者なら誰しもが「あるある!」と言うエピソード満載。
細かいところで言うと練習番号を言うときに「ダイヤモンドのD」とか「ベートーベンのB」とか言うところも結構ブラバンあるある。特にDとBは解りにくいですからね。
経験者と高校初心者の壁、上級生より出来る一年とかこの辺も吹奏楽経験者には「あるよね~」と言う話でかなりリアル。
北宇治は人数が多いのでコンクールメンバーが選抜になるけど、人数の少ない高校ならそれすら出来ないので初心者抱えたままコンクールに出場する事になる。どっちが良いのか悪いのか…。野球やサッカーよりも吹奏楽はレギュラーメンバーの人数が多く、しかもただただ競い合うだけではダメなのが難しいところ。高校に限らず、社会人バンドでもどうしても人間関係のトラブルは付き物。
上手くなりたい人と楽しみたい人の壁もどうしても発生してしまう。
そしてどんなに頑張っても結果が得られる保証が無い…これは吹奏楽だけではなくどんな部活にも言えることだろうけど。
今回も演奏シーンは抜群でした。
みぞれのソロもフルで見れて良かった。
でも、今作品中ではみぞれと希美はほぼ登場してないので、前作「リズと青い鳥」やテレビシリーズ二期を観てない人にはちょっと解りにくかったかな。(気になった人は是非「リズと青い鳥」を!)この辺りはファンサービス的なものかも。
結局、久美子は成長したのか変わってないのか。
基本的には変わらないんだろうけど、いろんな事に気付いていく過程なんだろうな。
元々いろいろ持ってる子なんだと思う。
テレビシリーズ一期から観てきて良かったと思いました。
新作総集編のような
部活動青春映画の集大成
レギュラー争い、補欠にまわった者の身の身の置き場、先輩後輩の上下関係など体育会系の部活を経験した自分にとっては生々しく感じた。
感性や技術だけではなくて、努力や根気も才能だと痛感させられた。
改めて劇場版ちはやふるを観直したい気分になった。
久美子の2年生物語
次回作に期待
最高。
苦々しいぜ
期待が大きすぎました。
ふわふわもやもやな感じです
何かこう、ものすごく消化不良な気分になりました。
というのが、映画を見終わっての正直な感想です。
背景として、前作より学年がひとつ上がって、
3年生がいなくなり、新入生が加わって
新たな人間ドラマが描かれる。
それ自体は学園が舞台の王道でいいのですが。。。
登場人物が多すぎるのか、
新キャラの一部は存在感があまり感じられません。
後半はストーリーから消えてしまっているキャラもいます。
前作からのキャラも存在感が薄いような。。。
お話全体を通してなのですが、ストーリー全体としての
ピントがボケている感じがしました。
掘り下げ不足というか、詰め込み過ぎというか。。
原作を読んでいれば、また違った感想になるのでしょうか?
ただ、劇場版の2作目(届けたいメロディ)は、予備知識の
無い状態で鑑賞しましたが、すーっと作品の世界に入れまし
た。演奏シーンにはドキドキしました。
予備知識の有無だけの問題でも無さそうに思えます。
このシリーズは、これからも2作目のような「高揚感」を
感じられる作品であって欲しいと願います。
(あると勝手に想定して)次作に期待します。
ちなみに作画はものすごく安定しています。
さすが京都アニメーションです。
感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じ
た映画ファンもいるということで。
前二作の劇場版と比べて深みに欠けるように感じた。
前二作が冒頭でコンクールの演奏を聞かせて高揚感を抱かせてくれたのに、今作は学校での例の歓迎演奏でいささかずっこけた。
主人公の黄前久美子の恋愛関係、先輩後輩の関係といった人間関係を主に描いて、コンクールに向けての練習風景などは少ない。
もちろん、高校生にとって恋愛や学年間における人間関係も重要事項ではあるけど、もう少し練習風景を描いてほしかった。現役の吹奏楽部員はどう感じるだろうか。全国大会金を目指すための練習ってこんなもんじゃないでしょ。
そうそう、サンフェスもいささかがっかり。昨年北宇治の実力を見せつけたのに今年はこんなんでいいの?
また、もう少し「リズと青い鳥」のキャラと絡んだシーンも欲しかった。せっかくオーディションもあったのに梨々花ちゃんのオーボエも聞いてみたかった。
演奏シーンでホールの上から全体を描いているシーン。あれは3DCGだろうか。非常に違和感を感じる絵で、京アニにはあまり似つかわしいと思わなかった。
そうは言ってもやはりラストの演奏には心奪われてしまう。第一楽章から涙がボロボロでてきて困った。
なんか批判的なことばかり書いてしまったが、決してつまらない作品ではありません。最後まで夢中になって見てしまった。ただ、前二作やリズを見て、少々期待値が上がってしまっていただけです。
これから見に行こうかなと思われる方に。映画は最後まで見てくださいね。エンドロールで帰っちゃだめです。
やっぱり面白い、泣ける、凄い!
ユーフォ関連はアニメ1期、2期と劇場版(リズと青い鳥含む)を全部見ておりますが、この映画は昨年公開発表があってらからずっと楽しみにしてました。
ただ期待し過ぎると見た時にガッカリする事が他の作品ではありましたが、この映画そんな事はありませんでした。
作画、音楽、声優さんの演技、どれをとっても最高です。
若干のネタバレになりますが、中盤の雨のシーンと結果発表後の集合のシーンは、30超えたオッサンを泣かしてくれました。
周りに人が居なくてほんと良かったです笑
2年生になった久美子達に加えて、色々面倒な一年に少しだけだけですが卒業したあの人達も出てきて、それだけで見る価値があると思えます。
そしてエンディングでは次回に繋がる期待を持たせてくれる久美子の〇〇が……!!!
京アニの皆さんと声優さんに、本当に素晴らしい作品をありがとうと言いたいです。
そして願わくば恐らく次回が最終章になると思いますが、テレビ2クール(全24話位)プラス劇場版でキレイに終わらせて欲しいです。
ヴァイオレットエバーガーデンも絶対見ますが、ユーフォも可能な限り早めに公開して欲しいです。
色々書きましたが、とにかく最高!!
響け!最高!!
演奏が感動的
いい物だからこそ物足りない!!
とってもいい映画でした、作画良し、音もよしの響け!ユーフォニアムでしたが、今回は少しばかり物足りなかったです。
原作を見ていないので分かりませんが、久美子が2年になり、新しい吹奏楽部での風景が物足りませんでした。アニメの2クール分をぎゅぎゅーっと凝縮しているため、アニメで楽しんだ人間関係の悩みなどのドラマがあまり見られませんでした。もちろん新一年生と先輩との人間ドラマや、久美子と秀一などはとても良かったのですが、リズでやったからなのか、みぞれと希美の絡みもなく、ユーフォの3人の絡みもありませんでした。
そして、美玲や求のシーンがいまいちよく分からなかったです。何となく気持ちを読み取ることは出来ますが、短いのに頑張って入れた結果こうなったと感じてしまいました。
アニメ制作が無理だとしても、二部作などであれば良かったなって思いました。
久美子達が3年生の響け!ユーフォニアム期待してます!!!
途中途中のスマホ撮りがすごい気になる。
全92件中、41~60件目を表示