「オバマ元大統領の親しみやすさと野心の源泉」バリー いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
オバマ元大統領の親しみやすさと野心の源泉
個人的にオバマ元大統領に好感を持っていることと、何より以前から推しのアシュレイ・ジャドと最近推しのアニヤ・テイラー=ジョイ出演作ということで鑑賞。
主演のデボン・テレルは本作で初めて知った役者さんだが、オバマ元大統領の親しみやすさと大統領まで上り詰めた野心の絶妙なハーモニーをうまく演じていたと思う。
ただし、こてこて日本人の私としては、本作最大の焦点である人種の悩みはどうも共感できなく上滑りしてしまう。
ストーリーとしてはオバマ元大統領の伝記にしては期間が短すぎるし、青春ものとしてちょっと特殊すぎで、なんとなくどっち付かずな印象。本作は役者陣の存在感により、なんとなく映画として形になった感じかな。
コメントする