家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。のレビュー・感想・評価
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いくら夫婦でも言わなきゃ伝わらないのでは?
死んだふりをしてる理由も榮倉奈々が月が綺麗ですねって言い続ける理由も分からなくてごめん的な感じで終わったけど、いや、そんなん普通に榮倉奈々が悪くない?.
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言いたいことはちゃんとはっきり言わないとわかんないでしょ、それで分かってくれないって悩むのはお門違いだね。
もっと笑えるかと思ったけど、笑えたのは前半のやっぱ死んでるのに付き合うところだけだったわ
死んだふりが笑える!!
榮倉奈々が好きなので観ました
(けっこう役者ありきで観にいくことが多いかも)
夫が仕事で帰ってくると妻が死んだふりしている
それもそれが毎日続くと言う話
これを映画にするって どういうストーリー展開になるか
気になってましたが、予想以上に面白かったです
安田顕演じる夫が
毎回 死んだふりをする妻にとまどいながら
しっかり相手をする
最後は夫が切れて怒鳴って喧嘩になるかと思いきや
そうなならない
死んだふりはあまりにも凄いが
結婚して暮らすことになれば それぞれ性格や考えは違うことも
ありそれをいかに受け止めて暮らしていくか
そういうことも考えさせてくれる作品だと思った
加賀美演じる安田顕もとっても良かった
いつも名わき役で演技を観ていたが
主役も良かった
特に同僚で親しい大谷亮平が演じる佐野と
2人で飲むシーンがあるのだが
加賀美はかつて離婚経験があり
「どうして離婚したのか」と佐野に聞かれるシーンがある
その時加賀美は話すのだが
その会話のシーンがぐっと来た
男2人の会話が切なくてでもじーんと来た
やはり見どころは榮倉奈々の死んだふり
とっても 可笑しかった
観終わった後 心がほんわりした
期待以上!
公開を楽しみにしていたら、あの騒動。お蔵入りになったらどうしよう?と心配したけれど、大谷さんで撮り直し、公開してくださってありがとうございます!主役2人が素敵なのはもちろん、後から加わられた大谷さんが作品の雰囲気にぴったりで素晴らしかったです。
内容は期待以上で楽しい中にも人生を考えさせられる深いものでした。謎解きだと思って見るのは浅い、そういうことが主題じゃないんだと思います。もう一度見に行きたいです。
出オチかと思いきや、なんとこちらでも”月が綺麗ですね”。
タイトルそのままの予告編を見て、"出オチか?"と心配になる。ある日、玄関で血(ケチャップ)を流して倒れていた妻(榮倉奈々)。夫(安田顕)はあわてて介抱するが、まんまと騙されたダンナを笑う妻は、それ以来、趣向を凝らした"死んだふり"を繰り返すように。
そもそも「Yahoo!知恵袋」(電子掲示板上で参加者同士が疑問・質問に答えるコミュニティサービス)に掲載された、"おのろけ"であり、どうやって話を膨らませるのか…と思いきや。"夫婦の在りかた"、"力まずに生きる姿勢"、ほっこりする映画だ。
なんといっても、妻・チエ役の榮倉奈々の可愛らしさが光る。チエは結婚3年目にして、ダンナに"です・ます"調で話すなんて・・・。
榮倉が豊川悦司と共演した「娚の一生」(2015)の色っぽさを封印したのは、私生活と関係しているのだろうか。
というのも、2016年の賀来賢人との結婚~妊娠を前後して撮影された本作は、妊娠中の撮影もあったかもしれず、表情が柔らかい。
また小出恵介の未成年淫行事件による降板で、代役の大谷亮平で撮り直しとなっている。小出は、安田顕演じる主人公の後輩役だったため、主役2人との絡みが相当多い。よって榮倉奈々が母になってからの撮影ということもあり、心なしか"ふっくら"している。これが功を奏している?
結婚3年目。バツイチゆえに妻との愛に不安を感じるダンナと、いつも自然体の妻のひたむきな愛情表現。劇中で、夏目漱石のエピソードとされる、"月が綺麗ですね"(漱石が"I Love You"をそう訳した)がキーワードとなっている。
奇しくも同時期に公開中のディーン・フジオカ主演「海を駆ける」(2017)も同じく、"月が綺麗ですね"をエピソードに使っている。有名な言葉なので別に珍しくはないのだが、タイミングの偶然ってある。
(2018/6/10/ユナイテッドシネマ豊洲/ビスタ)
死んだふりをする理由は…
「優しい言葉は、その多くが人を傷つけている」そんな考えを持つ文学的で少し不思議で、明るい奥さんのお話。旦那さんは最後に気づいたのだろうけど、奥さんの考えや、奥さんの周りのご年配の方々のお話に聞き入りました。
小さい頃から死を身近に体験してきた彼女が、なぜ死んだふりなどと節操のないことをしていたのか。
何度死んでもあなたと一緒に居ます。
最後に旦那さんもお仕返しをしていてとても温かい気持ちになりました。
タイトルのインパクトを越えるほどでは
榮倉奈々の演技は抜群にいい。それだけはおススメできる。とにかく愛嬌と労りのかたまりのような可愛い奥さんだった。
ただ、話のスジに説得力が欠ける。なぜ執拗に死んだふりをしていたのか?
あれだけの労力を使い、旦那が嫌がっているのに自分本位すぎだ。旦那に何かしらの落ち度があったとしたならしょうがないが、物足りないにしてもいい旦那じゃないか。
愛してるから、だけが理由でいいのだろうか?
「ああ、なるほど!」とうなずき、一筋の涙を流してしまうようなきっかけが何もない。では、母親のことが理由?、それならちゃんと口で言えばいい。旦那は(旦那の同僚とは違って)そこまで鈍感ではないよ。クリーニング店主や同僚の妻に見せたような素直さと細やかさをもっと旦那にみせてあげればいいのに。世の亭主の何割かは、ここまで我慢せずに間違いなく爆発しますから。思っていても、口に出さなきゃ伝わらないよ。榮倉奈々の可愛さだけで成り立っている映画だった。
ちなみに「月が綺麗ですね」って、まあ文学好きにはよく知れたフレーズなのだが、せめて死んだふりの理由として、「(あなたのためなら)死んでもいい」の解釈を膨らませてくれれば納得できたかもしれない。まあ、それでも遠回しすぎてイライラしてしまうが。
星勘定は、榮倉奈々の可愛さだけで。
出落ち
表題ほどのインパクトは作品にはなかった。
ほぼ、笑い所は前半戦のみだった。
夫婦のあり方なんてものがテーマであるのだろう。色々な形があって然り。
作品自体としては、ぼんやりのんびり進んでいくような感じで、後半では若干飽きてきてた。深夜番組のようなノリで幕開け…尻すぼみになっていくような感じか。
何故、死んだふりを続けるのか?
その答えを後半に話し出すのだが、サイレントになってて会話が聞こえてこない。
その理由に夫も共感し、今度は夫が死んだふりをしだす…。
モヤモヤ感しか残らないエンディングに、カチンとくる。
観客に会話の余地を残し、夫婦にもソレが必要なんて事なのかもしれないが、どうにも釈然としない終幕であった。
拾い上げれば、色々教訓じみた事柄がありはするのだが…どおにも表題とのギャップを感じずにはおれなかった。
「頑張らなくていいんですよ」と妻は再三話すのだが、妻は相当頑張ってるよね。
毎日、趣向を凝らした死んだフリをして、お料理にも工夫して、パートに出かけ、パート先のご主人にお弁当まで作ってる。
おまけに、このご時世にラブホを「お城」なんて言い出す始末。
3年経っても敬語を使うとか、何だろか?
そんな事をあれこれ考えていくとキャラが破綻してるんじゃないかと思えてしまう。
榮倉さんのお芝居は凄く良かったんだが!
そもそも…映画にする程のネタなのだろうか?大いに疑問だ。
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