家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。のレビュー・感想・評価
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最後はお互いの気持ちがわかり会えた?
タイトルがいいですね。
役者さんの演技も良かったです。
夫婦の在り方を学べるキーワードがいくつか出てきます。
自分的に一番刺さったのは
横山クリーニング店店主があきさんに語った一言。
「子供がいない時期はあなた方が思う以上にずっと尊いものになる」
この一言です。これはとても共感します。
子供が生まれると子供中心の生活になります。
夫婦としての時間はますます短くなって
いつのまにか気づいたたら
ママとパパと呼び合い、
母親と父親としての関係がメインになります。
夫婦としての絆が試されます。
この映画に子育てのシーンは出てこないのですが
むしろ、子供が生まれる前の夫婦のありようが
家庭を作っていくことのベースになること、
壁を乗り越えて行く時に心の拠り所になるような
気がします。
あと味の良い
とても良い作品でした。
最後はあきさんにもじゅんさんの
気持ちがわかってもらってめでたしめでたしですかね(笑)
自分には合わなかった
最近公開になった映画「私はいったい何と戦っているのか?」が、自分にとってかなり面白かったので、同じ主演、監督そして脚本のこの作品を借りて観ようと決めた。
しかし、観てみたけど、ん~。「私は~」の方が全然いいなぁ~。
おそらく「私は~」の方は「ダメおやじ」だって事が前面に出されているで、内容が分かりやすい。
一方で今作は、「妻の行動の答えの理解」を全面的に観客に任せてしまってるので、理解しにくい。
それから、自分としては榮倉奈々はミスキャストだと思う。
彼女のような明るく活発なイメージ、かつ背の高い女優よりも、性格的にもっと控えめで、夫(安田顕)よりも背が低い事がはっきりとわかる女優の方が、死んだふりをする妻としてはギャップがあって面白かったと思う。(逆に、「私は~」の妻役の小池栄子はぴったしハマっていた)
ストーリーそのものは、時に「あ、『白い巨塔の大河内先生』が、クリーニング屋で服を白くしてる!」みたいな驚きはあったものの。全体的にはだらだらと流れる感じ。
同僚夫婦の離婚話でちょっと展開があったか、とは思うが、見方が一気に変わったのは、妻の父親が倒れてから(ほぼエンディングですが)。
こっから一気に涙腺にグッとくる話になって来る。
でも、やっぱり最後まで理解しにくいし、「笑える面白さ」で言うと、圧倒的に「私は~」の勝ち。
どちらも観たことない人には、「私は~」を推す。こっちの「妻が~」は、テレビ放送があったとしても、観ないなぁ~。
意外な感触
見ている途中で、始まる前に読んだタイトルから受ける軽い印象とは異なり、重い映画である事に気がつく。
「それなら、そうと、観るための心構えが違ったのに」と毒づく事になる。
結婚や家族がテーマの重い映画なので、軽い気持ちで見てはいけない。
とは言え、タイトルのおかげで、軽い気持ちで見始めるので、いつの間にか引き込まれている事になる。
全般的に謎めいた内容が多く、答えが後で分かるじれったさが、映画を長く感じさせる。
そして、最後の問いかけには、答えが出されないため、モヤモヤ状態から脱しきれないまま、エンディングに入る。
そして、観客はその答えを考えることによって、改めてこの映画のメッセージを反芻する羽目になる。
そう言う意味では、よくできてると思う。
けど、そのメッセージは、家族愛なので、特に目新しいものではないし、タイトル通り、もっと軽いタッチでも込められるメッセージだったのではないかと思うと、3点くらいかなと思った。
ツッコミ力は鍛えられるかもしれないが…
「死んだふりをする」というのは、最初は相手がどれだけ自分のことを大事に想ってくれてるかを実感できてすごくいいと思うが…。
毎日毎日玄関開けたらかまってちゃんな妻が待ち構えてると思うと、いくら可愛い榮倉奈々ちゃんでもさすがにうっとうしい。
たとえ、三年目の結論を聞くのが怖い旦那さんの不安な気持ちを和らげるためだとしても、限度がある…。
面白かった‼️個人的には
YOUtubeで、同名の曲を好きで何度も再生してたので映画化は凄く楽しみでした。
この曲の世界観好きな人なら、この映画気に入られると思います‼️
個人的には、ワニに食われてるシーンお気に入りです
後、奥さん役の、榮倉奈々さんの演技可愛かった‼️
映画にするほどの話ではない
私の感想は、タイトルの一言です。
初めの方は、どのような工夫をしながら死んだフリを
しているのかの説明。
後半は、何故死んだフリをしていたのか?を説明する
ための演出。
私はというと、前半が長くて途中飽きてしまいました。笑
何故死んだフリをしているのかを説明する会話が、まさかの
サイレント。
今時そんなことしてくる作品ある!?
と、大ゴケでした。
そして最後には、旦那さんも死んだフリをしだす、と。
教訓じみたことを言うシーンも所々ありますが
どうしても、映画にする程か?と思えてしまい
話題になった作品だったので余計に残念でした。
答えは自分の言葉で
映画公開時に、こんな小ネタを題材に1本創ってしまうからには、何か鑑賞に堪えるモノを仕込んでいるのだろう、と気にはなっていたが、結局見逃した。
で、今頃になってレンタルで鑑賞。
良い話だった。
最初のエスカレートしていく「死んだふり」はさすがにリアリティは薄いが(サラリーマン家庭の家計を土台から揺さぶるほどの経費がかかりそう笑)、職場の同僚たちの結婚観も含めて様々なエピソードを交えながら丁寧に平凡な夫婦の平凡な話を引っ張っていくのはさすが。
「月がきれいですね」
「死んでもいいわ」
のやり取りは高校時代に流行ったな…とか少々こそばゆくなるセリフも、榮倉奈々がやると良いよね~
そら、榮倉奈々に「月がきれいですね」なんて言われたら、ほんと死んでもいいわ(笑)
即答するってば(笑)
…それはさておき、「なぜ死んだふりをしていたのか?」という問に対する「答え」をサイレントにしたのは粋な演出。
というか、ここを言葉で説明した途端に映画すべてが野暮になってしまう。
ヒントは映画の中にこれでもかというほど転がってるので、あとは見た人がそれぞれ、自分の妻や夫を思い浮かべながら自分の言葉で形にすべき、ということかな。
そしてラストで爆笑して気持ちよく観賞し終えた(笑)
いまいち乗り切れなかった
タイトルからラブコメを連想するが中身はそうでもない。タイトルの印象と中身が違っているのは神さまはバリにいると同様なのだが、どうも本作では乗り切れなかった。
元ネタの妻の死んだふりも大それた理由ではないのに、映画では最後まで引っ張って理由を明かす流れになっている。普通に明かすとしょぼいので、それを説明するシーンを無音にしてあり観客に考えさせる演出にはなってるものの、いかんせん多くの観客は先に感づいているのではないだろうか。
しかも、その理由を妻がなんでそんなに長期間、旦那が困っているなか黙っていたのか理解できない。そりゃそうだ元ネタではそんなに長く黙っていないのに、映画のために長くしたのだから。
気楽に観られるけど深い
漫画を少し読んだことあり、キャストに惹かれて鑑賞。
安田さんさすがです。
大好きな俳優さんの1人なのでコミカルにも深刻にも表情豊かに魅せられました。
榮倉奈々さんも年々綺麗になり演技にも磨きかかってきていると思いました!
約束の3年目が近くなったある日
妻が死んだふりを始めた。その意味は…
月が綺麗ですね。優しい言葉は人を傷つける。
いってらっしゃいとおかえりなさいを言う人が一緒じゃないと困りますからね。
一言一句合ってないですが、言葉や行動をとても大切にしている妻だと思いました。
だからこそ3年目が近づいたある日から
毎晩死んで、生まれ変わっても
あなたと一緒にいたい。
そう捉えました。
それに夫はなかなか気付けず、前の離婚からマイナスへと変換してしまう。
最終的には理解し分かり合え4年目からも
共に歩んでいく意思を伝えあった。
対局の夫婦もいました。
愛してるけど、意思を伝えあったけど…
それでも乗り越えられなかった夫婦。
私は未婚ですが、夫婦とは色んな形があるなと思いました。また、加賀見夫婦のように思いやり大切に思えあえたらいいなとも感じました。
ホッコリする映画です。
月が綺麗ですね
映画「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」
(李闘士男監督)から。
鑑賞後のメモを振り返ると、予想以上に多くのフレーズが
私の「気になる一言」として残された。
主人公の榮倉奈々さん扮する「加賀美ちえ」の実家が三島市。
「実家って近いんですか? 」「いや静岡だから近くも遠くも」
「微妙な距離っすよね」の表現が面白かった。
「静岡と東京で中距離恋愛だったんですよね」
「なんか中途半端な距離ですみません」という会話にも、
若かりし頃の自分が思い出されて、メモを増えた。
そんな中、やはり選んだのは、彼女が何度も口にした
やはり「月が綺麗ですね」という台詞。
きっと、何か意味があるんだろうな、とメモしておいたら、
その意味が明かされて嬉しくなった。
彼女の愛読書なのだろうか。書籍「日本文学便覧」(第一文学社刊)
そこには、多くの文豪が訳した外国語が記されている感じだった。
だから、彼女が何度も口にした「月が綺麗ですね」は、
文豪・夏目漱石が「I love you」を、日本語に訳したフレーズだった。
疲れて帰ってくる夫を元気づけようと、何度も死んだフリをした妻は、
いろいろな場面で「月が綺麗ですね」と言いながら
「私はあなたのことを愛しています」と想い続けた。
「I love you」は照れ臭くて言えなくても「月が綺麗ですね」は言える。
そんなことに気付かせてもらった作品である。
良い話だと思った
全体的に良い話で好きですけど、
死んだふりをする理由を音声ありにしても良いのでは?と思った。
本当に死んだ時の悲しみを少しでも減らすためなのかな?
いろんな考えが浮かんで少しスッキリしない。。😅
愛情溢れる作品
期待通りに楽しめる作品。
悲しいエンディングを予想していたが、終始心温まるストーリー展開。
次のネタを期待して、話の進むのが少し悲しい様な嬉しい様な気分で見ていた。
榮倉奈々の本人らしさというか、笑顔が素晴らしい作品。宮崎あおいのファンとしては、似た様な笑顔なので、引き込まれることもしばしば。
会社の休憩室うらやましい
宮﨑あおいの身長が伸びたのかと思ったら榮倉奈々だった。
「なんかあるなら口で言ってよ」
「説明しない女、察しない男」という本の宣伝か?
死んだふりは「死んでもいい」が「あなたのもの」だからかと思ったが違うらしい。「私より長生きして」と言っていたからその時のための準備か?答をつきつめるのは野暮なんだろうけど。
あんなに幸せそうにしている榮倉奈々を見ていると、「結婚生活が難しい」と悩んでいる夫のほうが死んだふりより奇行に見える。前の結婚で傷つき、臆病になっているのかもしれないが、3年後に見直そうなんて滑稽極まりない。
原作も脚本も答えていないのかもしれないが、榮倉奈々の演技が結婚というテーマの答になっていた。
笑って泣いた❗
妻の行為の理由を考えた。小さい頃、いきなりお母さんを亡くし、最大にショックを受け、いろいろと考えながら生きてきて、結婚するときに「私より先に死なないで」と必死で約束した。という事は、自分は先に死ぬから良いが、愛している人に辛い思いをさせなければいけないわけで、せめて、今から少しずつ慣れてもらって、もう、飽き飽きだよーとしておいて、本当に亡くなったときには、「あら、今回は本当に本当なの⁉️」と、最後はこのパターン?大丈夫、慣れてるから悲しくないよ。今までありがとうと、軽く受け入れる事が出来るようにしておきたいのかな⁉️と思いついて、また、一人で泣いた。
映画にする必要あった?
面白そうで友人と見に行きましたが、笑いどころは前半だけで、後半は飽きてました。
後半は「夫婦の関係」「結婚」について、考えさせられる内容でした。
死んだフリをしていた理由を最後くらいに言うのですが、サイレントになっていて映画では解らず終わってしまい、スッキリしない終わり方だった。自分の理解力が足りないだけだったのかもしれませんが、、、
ただYahoo知恵袋のネタ?だけの話だったら面白い話だなと思うのですが、映画にする程では無いような気がしました。
死んでも
死んでもいいわ。が、
結婚の3年契約の答えだったんだね。
夫を喜ばせる為の、サービス精神だった。
榮倉さん、なんかますますカワイイです。
旦那の小芝居がうますぎて、笑える。
雑感を少し。
大企業に就職できて、楽しそうに仕事出来て、うらやましい。休憩で、コーヒー飲んで、昼はカフェでカレー食べ、休みは自由が丘でデートしてとか。
多分、妻が、夫を愛してるんだという事は、わかる。
けど、結婚してから、家で専業主婦してる3年間の何が、
どれほど幸せで、どんな理由で夫を愛してるか
具体的でない。
榮倉、家であんなに楽しそうなんだから、不思議だけど、旦那だつたら、何にも心配しないと思う。
ひとつだけ、不満な点は、
榮倉の、親父が、倒れて病院での会話で、
「たったひとりの、家族だから、、、。」
と言った時、
「俺ももう家族だから、ひとりじゃないよ!」
とか言って欲しかったよ!
なんで死んだフリするのか分からなかった
のほほんラブコメかと思って笑いながら見てたんですけど
なんで死んだフリするのか分からずじまいで
モヤモヤします。
もう一回見に行こうかな?
榮倉奈々さんがとても良かったです。
普通の奥さんファッションでもスタイルの
良さを隠しきれない。スタイル良すぎ。
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