散り椿のレビュー・感想・評価
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退屈。。☆
結構 期待して行ったのですが・・ 前半は、ストーリーがゆっくりと進みます。 良いんですが、展開がありきたりで退屈。 館内ほぼ満員ですたが、いびきが聞こえて来ました。 葉室麟のファンと思われる年配の男性がたくさんいらっしゃったの で・・ 背景等 美術はすばらしく美しかったです。 岡田准一は、殺陣をそうとう練習したのか見ごたえがあります。 西島秀俊を始めとする役者陣も揃っており、それでこの出来?? かと残念な感じを持ちました。
悪くはないけど
売り物であろう愛が、すんなりとは心に入ってこなかった。 夫婦愛という観点では、篠の言葉にずっともやもやした。 最終的には、それは夫である新兵衛を死なせないためというところに落ち着くが、 根拠が希薄で分かりにくかった。 それよりもそれはそれとして、 里美の秘めたる献身的な愛を前面に出してくれた方がよかった。 ラストシーンもあっさりしすぎていて、物足りなかった。 残念ながら、1回も涙は出なかった。 ストーリー自体は単純で、ほぼ時代劇のお約束。 岡田の殺陣は素晴らしかったが、 他の俳優より突出しすぎていて逆に違和感があった。 原作を読んでみたい。
奥行きが感じられない
本日TOHOシネマズ日本橋にて鑑賞してきました。 一言で言うとつまらない(笑) 原作も読んでいたが原作自体もそれほど感銘は受けなかった。 映画は原作を単純化して黒幕もばっさり(笑) これじゃ今まで見てきたテレビの時代劇と変わらない。 ストーリーもありふれた脚本となってしまってる。 この単純化されたストーリーに映像で深みを持たせようと頑張ってはいるが物語に入って行けない。 音楽もこの手の時代劇に合わせようと言うのが見えすぎ。 どれもこれもが古すぎる。 古いのが悪いと言うのではない。 やはり黒澤明は凄い。 過去の模倣を続けている限り素晴らしい作品たり得ないと感じる。
かび臭い
何十万本と映画、TVで制作された 過去の時代劇の切り貼りの様相 よって全てが、ばらばらで散漫 カビ生えちゃってますよー 手垢の付きすぎた単純明快な物語 なのに構成不備でわかりにくい 名詞の類いも難解(テロップ入れてーな)で 観客に余計な疑問を差し挟ませて不親切 他劇場の時間が合わず場末錦糸町で見たせいか 輝度照度不足(営利目的の節電か?技師無能か?) よって実景が綺麗そう!なのに汚い 逆に高圧洗浄機の様な血しぶきのキモさ和らぐ 配役、殺陣も同様なのでこれ以上語るに忍びない 現代社会の行き詰まりゆえ 良質な時代劇を切望するも 結果、過去の名作を 引き立てるだけの作品で残念だ
絶妙なキャスティング
ひらパー兄さん(岡田准一)主演、木村大作監督作品。 前半、セリフも少なく、淡々と感情表現も抑え、たまにボソッとした会話…という演出で、単調さを覚える。 藩に潜む陰謀も、賄賂とお家騒動というところで、さほど特筆する特殊性はなし。 印象付けようという意図なのか、延々と同じテーマBGMが繰り返されて、イラっとする。 せっかくロケで自然と一体になった映像美を狙ってそうだったのに、音で台無しにされたような印象が強かった。 そんな前半から一転、後半に江戸から若殿がやってきて、様々な仕掛けが発動しきな臭くなったあたりから一気に引き込まれる。 ひらパー兄さんの殺陣だけ別次元。 かつての時代劇スターの放つ華やかなオーラではなく、「こいつの動き、本当に喉掻っ切れるんじゃね?」と思わせる殺陣ね。 実際の剣術ではなく、殺陣としての迫力ではありますが。 最後の大立ち回りは必見。 引き気味のカットで、ひらパー兄さんの身長の低さを隠さない潔さはすばらしい。 そして、正義の側を輝かせるのは、憎たらしい悪人の存在。 奥田瑛二がむちゃくちゃよかったなぁ。 キャスティングに関しては、素晴らしいの一言。 映画の肝は事件の真相解明ではなく、男女の恋愛と、生きていく上での心のありようだった。 少々、ひらパー兄さんの亡き妻への思いが強すぎ、メロドラマチックでもあったが、その奥にある妻の愛(と文字で書くと安っぽいけれど)が染みてくる。 時代劇が少なくなったこの時代に、よい作品が一つ生まれたな、と最後には思えました。
あまり救いがないが、不思議と癒しはあった。
原作未読で見に行きました。 ◆きっと監督が岡田准一のために撮った映画。 ◆淡々と物語が進む。各人物の立ち居地が追えて理解できないと眠くなる。 ◆美しい映像と加古隆の音楽は本当に素晴らしいが、眠気を誘われるのはこのせいでもあると思う( ^_^;) ◆全体的にリアリティを追求した殺陣は満点に近く良かったが、ラスト立ち回りで鉄の塊であるはずの日本刀をあんなに細腕でぴゅんぴゅん振り回すってありえない。日本刀があんなにしなるって、唐剣じゃないんだから。 ラストの立ち回りのここは-40点。 ◆物語の総量の中では救われない人が多い。ラストで少し救いがあるように見えるけど、本質は「救いがない>救われる」なバランスのお話。せつない物語。 ◆しょっぱなから池松壮亮の頭(カツラ)がインパクトありすぎて気になってしまった。あの頭はもう少しメイクで何とかできるだろうと思ったら、元々結構張り出したオデコ~頭部だからこうなのね。いや、でもブラックジャックに出てきた水頭症の話を思い出しちゃったよ。池松壮亮の頭部を見ていたら、歳とったらぬらりひょんになるのかもとも思ったw 岡田准一も西島秀俊も頑張っていた姿勢が伝わってきた映画だった。あと父君には遠く及ばずだけど、緒方直人がこうした役を演じられるようになってきた事もなんか良かったなあ。 救いのない部分がやや多い映画だけど、映画に癒しを求める人には良い作品かもしれません。
美しい!!!
心の美しさ、映像の美しさ、音楽の美しさ、殺陣の美しさ等々、あらゆる意味において美しさに泣ける素敵な映画でした。 全編に渡って静かな空気が流れているのですが、クライマックスからエンディングへと ものすごく盛り上がり訴えかけてきます。心に染み入る奥深い映画でした。見る価値あります!!!
静かで地味
木村大作の映像はいつもながらに見事でした。とにかく美しい。そして岡田准一の演技もやはり良い。というか彼だけが際立った作品という印象。ただ強すぎて雑魚が簡単に斬られすぎるのは味気ない。 作品としては静かで地味。ダイナミックな盛り上がりがない。淡々と話が進んでいく。そのおかげでせっかくの良いストーリーがぼやけ、必然性・説得力ともに弱く、わかりにくさを生じさせている。それぞれの人物の背景も描きが薄い。これでは2時間弱を楽しむにはつらい。 救いは映像と音響、そしてロケーション。とても良い。
痩せ我慢武士道
最後のリアル殺陣を見せるため原作の枝葉を切り払い出来るだけ単純化してあったが、流石木村大作、映像は美しく久々の日本時代劇を見せてもらった感じだ。ちょっと単純化し過ぎた嫌いはあるが2時間にまとめるには、これぐらいがちょうどいいのかな。しかし葉室麟の武士道は痩せ我慢だなあ。
地味
殺陣シーンがほとんど無く、大半がゆっくりした台詞での説明シーンのため、睡眠必須の作品となっていた。合わない人にとっては拷問のような映画だと思われる。 ストーリー性に乏しく地味な印象をぬぐいきれないが、殺陣シーンは意外にしっかりとしていたため、そこのみがポイント。
残念だが、満足できる映画体験ではなかった。
大作監督の宣伝での面白い話に突き動かされるように初日の映画館へ。 でも正直、ちょっと残念。 絵はほんとに美しい。 役者もそれぞれが素晴らしい。 血しぶきをはじめスタッフの意気込みもしっかり表れている。 でも、決定的に何かが足りない。 人に話したくなるような何かがない。 ただ、それが自分にはよくわからない。 自分の感受性の貧しさなのかとも思ってしまった。
🎵広い世界の片隅にぃ〜
監督が『岡田准一』の為に撮った映画。 それは絵画のようであり個人PVのようでもあり。 原作未読だったがそれなりにまとまっていて観やすかった。 ファーストシーンの降雪の中での殺陣、人は切ってもなかなか絶命しないってわかりやすくて良かったんだけどラストシーンだとバカバカ呆気なく動かなくなっちゃうんだよね… 死ぬ間際の呻くシーンは画的に美しくないから? とにかく映像美的には文句無いです。 芳根京子のかつら姿が素晴らしくてキュンとしちゃうレベル。
なぜその名前が?
全編通して暗いのは仕方がないかな(画面も) 悪くは無いです。 岡田くんがジャニーズだということを忘れてました。エンドロールで藤島ジュリーKを見るまでは。 岡田くんの殺陣が凄くて西島秀俊のへっぴり腰が気になりました。とても四天王には入れないでしょう。 親友を斬ろうと思うほどまでの理由はちょっと弱い気がします。 演者やスタッフさんの名前が自筆なのは良かったです。
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