「渋い男たちの愛の物語」散り椿 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
渋い男たちの愛の物語
木村大作さんのイメージが堅物なので、
わかる人だけ分かりゃ良いやって感じで、
ボクが見ても分からないかなと思ったんですが、
非常に分かりやすく、渋くて良かったです。
近代映画しか見てないからか、
この映画は犯人は誰なのかを探る映画だな!とか
本当に悪いやつは誰なのか?
と最初は見てしまったけど、
時代劇は基本的には勧善懲悪。
悪い奴がいて、どう自分の美学を通して行くか
と言う物語で、最初こそ物足りなく感じてたけど、
佇まいや仕草、感情の動きに注視すると
グッと来る物がありました。
池松さんだけなんか台詞を読んでる感じを受けて
しまったけど、
岡田准一さんなんかはこのまま時代劇スターに
なって、
昔の時代劇役者さんに感じた、顔で人を斬るような
風格ある役者さんになって行くのだろうなと
思いました。
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