スターシップ9のレビュー・感想・評価
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よくわかんないけど、
んー、まあ、話の「おおまかな」流れはわかれど、そして、ドキドキな展開もあれど、しかし、んー、んー(笑)、ちょい不可解なとこもあっておもしろみというほどでもなくて、また見ようとは思わなかったなあ。
一応、見た、という記録のためのレビュー。
ストーリーがなかなかヨロシ
題名に9ついてるんで、スタートレックのシリーズの一話だろうなと思い込んで見なかったんですが、ヒマ潰しに見てみたら、これで一話完結のお話し。
"イスパニッシュ"の映画だからという独善的偏見で、大したもんじゃないだろうとハードル下げて見てみたら、なかなかどうして、しっかりしたSFで、ロマンスあり、アクションあり、サスペンスっぽさもありの見応えある作品でした。
ま、ハリウッドのどデカいスケール感はありませんが、ツッコミ所とか作りつつ、その種明かしとかきちんとした脚本がヨロシかったと思います。
俳優さんも映像技術もハリウッド作品に遜色ないと思いました。偏見ダメだね。ごめんなさい。
破壊力抜群。
アマゾンプライムにあったので何となく観てみました。けっこう低予算SFっぽいですが、主演女優さんの筋肉は半端ないです。
スペイン映画自体あまり観た事がないのですが、あまりにも淡々と進む内容に眠くなり、そのままソファーで寝てしまって、起きた時に体がバッキバキで心なしか喉が痛かったです。ある意味、自分の身体に破壊力抜群な作品でした。
美男美女だから成立
悪くはないけど粗が多いよねっていう。
いくら外の世界を知らないとは言え、成人女性があんな従順でいるとは思えない 笑
エレナにしてもアレックスにしても、外見が良いから成立しているようなもんで
恋に落ちる過程というか、展開的にちょっと無理を感じるのが否めない。
ネタとしてはもっと面白くなるかと思っただけに、ちょっと残念な出来。
またもや地球が・・・
地球環境が悪化、人類はよく似た星への移住を迫られていた。
宇宙船で生まれ育った主人公は、たった一人で宇宙を旅していた。
酸素供給設備で問題が発生していたが、偶然、メンテナンス船が見つけてくれる。
直してくれた男が親以外初めて出会った人間で、たちまち恋に落ちる。
人類はいつまでも救い難い。
設定だけで魅せようとする映画。好きじゃない。
ある女性が未知の星を目指し1人で宇宙船に乗り宇宙飛行をする話。
救難信号を送れば簡単に来てしまう男エンジニア。
「おいおいそんな宇宙は簡単なのか?」と疑う程の身近さ。
案の定男女の関係になり、案の定ネタバレが発生し。。。。
いかんせん「設定に無理あんじゃね?宇宙船で無くてもよくね?」とか思ってしまう訳で、物語への観客誘導方法にも疑問を感じてしまう訳ですよ。強引というか、変なこじ付けと言うか、疑問視しか与えないと言うか、雑と言うか。。。
ラストあたりのプロジェクションマッピングみたいな文字表記のどんでん返しだって単に表記してるだけで誘導が雑だと思わないのかなぁ。なんだよ?それって。
魅力ある名作映画はお金かかっていても無くても、キチンと脚本ありき、名ゼリフありき、名シーンありき、名演技ありきである。
この映画はそれが無い。
設定だけで観客を魅せようとする映画。
そんなのはアメリカTVドラマだけにしてくれ。(アメリカTVドラマが全てと言う訳では無い。)
好きじゃない。
哀しみの中に
リアリズムと希望。
何を捨て何処に向かうのか。
良く出来た映画だと思う。始めから漂う違和感は
後から思えば、納得もいく。
SF映画ばかり見てると新鮮味が無くなって来るのが悲しい。円形通路の宇宙船は定番中の定番。ディストピアと化した夜の街はブレードランナーの安口か。
人類の存続と個体差
いまやIDという言葉を知らない人はあまりいないだろう。パスワードと合わせてネット利用に必須である。日本語に訳すと自己証明あるいは個人認証といったところだろうか。
人間は自分の存在証明を求める。時間的に求めるときは祖先など、自分のルーツを探る旅に出る。社会的に求めるときは、個体としての自分の存在価値を得るために様々にもがく。他者との差別化を図ろうとするのだ。
しかし人類が滅亡の危機に瀕したとき、人間の個体差よりも人類としての存続が優先されるかもしれない。その場合、人間の生きる意味というものが果たしてあるのか?
科学者の孤独な頭脳の中には、人類との大いなる共生感が存在するかもしれないが、そこには現実に生きている個々の人間は存在しない。幻想としての人類を生き延びさせるための計画が、実存としての人間の個体差を否定し、生きる意味も否定する。
この映画は、個体差が生み出す顕著な事例である恋愛を補足的なテーマとして、人類存続について問いかける壮大な作品である。権力は人類の存続を模索するにあたり、権力の存続とセットにしてしか考えることができない。その状況下で、個人はどのように状況を受け止めてどのように行動するのか、その思考実験がそのままストーリーとなり、作品の世界観となっている。なかなかの傑作である。
また好きなSF映画が一本増えた
これは設定の妙ですね。ネタバレになるから書けないけど、とにかく見事なストーリー展開です。
主演の女の子も可愛いし、恋愛がストーリーのベースになってる点も好感が持てます。
ハリウッド的な大作ではないけど、そんなに大金かけなくても、アイデア次第でこういう面白い映画が作れるのは良いですね。
セットがチープなのに、妙に近未来を感じさせるデザインがまた好感持てます。
しっかり社会批判も入ってるし。
こういうチョイB級なSFも好きなんですよ。
カルトっぽくなるのだろうか?マニアックな作品であることは確かです。
でも、記憶に残る作品だなぁ〜♫
たった一人で宇宙飛行をする美女は何者なのか
スペイン・コロンビア合作というだけあって、アメリカの派手さとは違うエモーショナルなテイストがある。
飛行船にただ一人取り残された中村アン似のヒロインが、愛想のないイケメンエンジニアに一目惚れするところから始まるのだが、その気がないエンジニアの邪険振りが案外良かったりする。
たしかにストーリーに粗はある。そもそも、どこから修理にやってきたのか?という疑問を深読みすれば、大体のカラクリは読める。だけど、最後のオチをどうもっていくのか、という興味に対しては予想のやや上を突いてきた。うまい駆け引きだ。
『room』的な閉塞感からはじまり、『her』的な異質な恋愛を描いた近未来設定でありながら、『エキスマキナ』のような変化球で締めてきた。ただどれと比べてもやや物足りなさが残った。
モルモット
汚染により将来地上に住めなくなる地球を離れ他の星に移住すべく独り宇宙船で旅をする20歳の女性の話。
家族全員での航行は困難であるという理由から両親は既に船を降りており、後20年独りで旅をしなければならない主人公。酸素を産むシステムのトラブルから救難信号を送るところからストーリーが始まる。
序盤で大きなネタばらしがあり、そこから展開していく話しは淡々としてある程度先が読めるし、どんなオチに繋がって行くのかと期待は膨らむがそれ程ワクワクしない。
設定は良いしつまらなくはないけれど、ストーリーに大きな波はないし結末も想定を超えてはくれず、まあこんなものかという感じかな。
100%ネタバレ禁止の映画初めて見た
試写会上映後すぐに聴いた曲がある。角松敏生デビューアルバム『SEA BREEZE』A面2曲目♪Elena~は本作の主人公ElenaとAlex二人の切ない恋心を代弁する曲です。映画とは何の関係もない1981年に発表された歌詞が私には妙にしっくりくる。エレナへの恋心を唄った歌詞と映画の主役であるエレナ(宇宙船居住者)とアレックス(エンジニア)の恋物語が時を超え偶然重なり合ったと勝手に妄想です。この映画はネタバレ絶対禁止!それには理由があるも、それもネタバレになるので言えない。ただ最近見たSF映画の中では際立った存在であることは保証です。大金を注ぎ込んだ映画『LIFE』や『メッセージ』が陳腐に見えるほどだ。ただし、視覚効果や撮影手法、美術セットに関してはやはりハリウッドには負ける。しかし脚本では優っている!オーバートークで申せば、初期のスタンリー・キューブリック作品にも似た映画の真骨頂的なロマンチックで文学的なニオイが漂い小粒だがキラリと光る原石を見つけた喜びに浸ること間違いなしですよ~是非、映画館でお確かめ下さい。残念ながら全国での上映館が少なくて誰でも鑑賞できるには至らず・・・良い作品なのに悔しいなぁ~。
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