「極東の平和と安定」米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
極東の平和と安定
正当と見做すか、虚構と見做すか。沖縄の議論は長く平行線で交わらない。
戦後の駐留米軍施政下の沖縄のことが扱われることが少なく、それを扱っているだけで貴重。これは日本史の一節。昼は民主主義を語り、夜には女狩りにやってくる米兵。拠り所ない焦燥感が伝わる。そして自らに拠るしかないと覚えることが、政治を語る一歩となる。沖縄を自らに背負った。イデオロギーではない。自らの保障の根幹は自らを引き受ける覚悟にこそある。
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