きっと、いい日が待っているのレビュー・感想・評価
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幽霊
父親が首を吊り母子家庭で暮らす兄弟だったが、母親が「星座」の病気で入院した為に、クリスマスまで暮らすことになった施設での話。
決して優等生ではなく、褒められたものではないところもある子供達だが、1960年代にデンマークの養育施設で実際に起きていた暴力や虐待を元にしているというのが衝撃的。
時代背景もあるし、体罰を完全に受け入れられない世代ではないけれど、躾という名のもと繰り返されるあまりにも酷く理不尽な暴力に怒りすら覚える。
かなり偏っているだろう描写が多いし、少しファンタジックなところもあったけど、一歩踏み出し変わり始める展開に「きっと、いい日が待っている」よと声を掛けてあげたくなる。
参った。
タイトルから前向きな物語だろうなあと予想はしていたが、最後の最後まで先が読めなかった。
お金よりも食べ物よりも薬よりも、夢と希望、折れない気持ち、想像力、ほんのちょっとのユーモアがあると子どもってこんなにも強く優しくなれるんだなあ。
ところどころで垣間見られる柔らかい北欧のトーンも効いてたなあ。
いい映画だったなあ。
拝見させていただきました
60年代のデンマークで、兄弟が収容された施設は、矯正とは言えあそこまでする必要があるのか、と思う。目を覆いたくなる。宇宙飛行士を夢見る弟がどのような行動をとるのかですね。施設に悲しさと難しさを感じる作品でした。
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