「ロシアよ、これが露映画なのか!?」ガーディアンズ おじゃるさんの映画レビュー(感想・評価)
ロシアよ、これが露映画なのか!?
予告にひかれて見てきましたが、正直言って残念な作品でした。遺伝子操作による超人化という発想は決して目新しくはないですが、それでもおもしろそうな要素はあります。実際、予告で見た映像はかなり魅力的でしたし、本編中のVFXも、アメリカ映画に並ぶほどのクオリティはないものの、決してダメダメではなかったです。特に、ハンが高速で一刀両断にするシーンは実に鮮やかでかっこよかったです。
しかし、ストーリー展開はお世辞にもよいとは言えませんでした。冒頭の長たらしい説明に始まり、つなぎの悪い場面転換、回収されない過去エピソードの独白、バトルシーンのとんでもラスト等、誰かに語らずにはいられない部分が多すぎました。「ロシアよ、これが露映画なのか!?」と思わず言いたくなるほどです。
次回作を作る気満々のようですが、今度こそおもしろい作品に仕上がることを期待したいです。
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