「2017年ベストエンディングソング」パーティで女の子に話しかけるには ヘルスポーンさんの映画レビュー(感想・評価)
2017年ベストエンディングソング
クリックして本文を読む
なんだか変ですごいものを見てしまったというのが正直なところ(笑)
ただエンディングソング「Between the Breaths」が流れ始め、気付くと涙が(泣)歌詞はザンの思いを表している。
「あなたは私のこと(正体)を尋ねない」
そう、主人公のエンは彼女が何ものであるか決して尋ねない。属性や立場など関係なしに受け入れてくれる寛容さが彼にはあった。
なんだかよくわからないまま親や社会に反発していた時期、そんな人を受け入れてくれる受け皿は人それぞれだが、本作のエンにとってはそれはパンクであった。
そんな時代を経験した人にとってのプレゼントのような映画です。
パンフレットには劇中では説明がなかった異星人の各コロニーの解説や、村尾泰郎氏による「パンク入門」、ファッションのリアルさ、エンのイラストを描いたアーティスト ダッシュ・ジョーの劇中に出来たマンガなど、本当に充実している。
コメントする