「BOLLOCKS!」パーティで女の子に話しかけるには jinminさんの映画レビュー(感想・評価)
BOLLOCKS!
なにより「EAT ME ALIVE」のライブシーンやマトモスの宇宙人音楽の、中学の時に聴いたらどはまりしそうなわかりやすい前衛感が、すごくかっこ良かった。
主人公エンは、やはりうまく不良をやれない男の子で、自転車に三人乗りする郊外のパンクス。
そんなうだつがあがらないやつが、全体の調和や存続の為に若い世代を食い物にする社会には、ボロックスと叫んで生き延びろと訴えたのが感動的。
組織内の調和のために限定的に唱えられていた「個性の尊重」というきれいごとが、クライマックスで反転してザンを守るのも鳥肌もの。
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