「温もり」オー・ルーシー! U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
温もり
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もっと可愛い内容かと思ってたら結構ハードな話しだった。
節子の暮らしぶりが結構限界に近く…彼女を取り囲む環境も酷い。
彼女自身が原因の事もあるし、それ以外の事も勿論降りかかる。
かなり極端な描写ではあるものの、女性の業なのか、背負うべくして背負ったものなのか…押し潰されそうになるほどの重い荷物が3人の女性達によく表れてた。
「愛」というタトゥーを、「生まれた時からあった痣」とした台詞が印象深い。
台詞は台詞通りのものではない事も多いし、姉のバックグランドなどは、節子よりも重いものではなかろうかと想像してしまう。
そんな生き辛い中で、一滴の雫のような温もりがどれほどに貴重なものなのか…そんな事を考えた作品だった。
強引な滑り出しに違和感を覚えるも、姉と妹が、さすがに絶品であった。
人の体温ってものは、時として絶大な癒しになり得るのだと思える。
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