ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユーのレビュー・感想・評価
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かなり好き❣️踊りたくなる🎶🎶
ボヘミアンも良かったしこの作品も時代背景からしてバブルの80年代✨
全てがキラキラしていて不可能な事がないとまで思える幻の時代。
あの天井にも抜けてさらに上の空まで行くかのような声量、素晴らしい、Live感半端なし‼️
人が羨む人生なんて側から見ていて楽しい訳がない。
苦悩があって初めて人は共感する。
お金なんてあっても幸せではないのかも。
スポットライトを浴びて才能を開花させた瞬間がたまらないのだろう。
そう思うと少しの不幸なんて人生のスパイスでしかない。
頂点に登り詰めるということ
スターのドキュメンタリー作品はちょいちょい観ているけど、やっぱりoverdoseものが多いなぁ。
ずいぶん前に観たエイミーワインハウスのドキュメンタリーとかにもカブるけど、ホイットニーとはスター度合いが全然違う。
出身、遺伝子的にも、才能開花の環境にも、容姿にも、楽曲にも恵まれ、デビューの頃から頂点に立つのはどんな世界線なんだろう。
多くの人が目指しても、ほとんどがたどり着けないのに、簡単に全てが手に入ったから大した価値ではない?
厳しい母のせい?
長年支えた親友が離れたせい?
不良の旦那のせい?
莫大な財産に群がるハイエナどものせい?
まさかホイットニーが48で亡くなるなんて、誰が想像したろう。きっとまだヒット曲を歌い、アルバムも売れ続け、ワールドツアーでとてつもない数の観客を魅了し続けただろうに。
もしまだ健在だったら、来日公演があったら、きっとライブに行ってたはず。ホイットニーの曲なら、大体歌える。そのくらい、多くのヒット曲に恵まれた。
そんな世界に生きていても、薬物からは逃れられなかった…。最高に幸運で、敬虔なクリスチャンでも、どんなに美しく飾っても救いようのない孤独を隠せなかった、切なくて苦しい作品でした。
ホイットニーが、どうか娘と安らかでありますように。
天性の歌声よ、永遠に…
幸せの価値感や児童虐待について深く考えてしまう作品。壮絶な人生を駆け抜けた世界の歌姫に心から賛辞を贈りたい。彼女の天性の歌声は永遠に語り継がれるだろう。どうぞ安らかに…
2019-78
フレディの4オクターブ、ミニーの5オクターブ、そしてホイットニーの6オクターブ!
と、70年代から80年代にかけてミュージックシーンを騒がせた海外アーティストたち。そのホイットニーを上回るマライア・キャリーの登場により7オクターブ時代へと突入した(あくまでも個人的な記憶です)。不思議なもので、なぜかこの4人(フレディはクイーン)のファーストアルバムはすぐに購入した。
デビュー当時のホイットニーは本当に愛くるしく、「Saving All My Love For You(すべてをあなたに)」に聞き惚れてしまった80年代。ギターでコピーして、C♯7-5からC♯7へと移行するコード進行がすムチャ好きになってしまった。ホイットニーといえば、このフラット5thやろ!と勝手に思い込んでいるほどです。
そんな彼女の人生を家族や関係者にインタビューして実像に迫った人物ドキュメンタリー。前半は絶頂期までの華やかなエピソードで綴っていたけど、後半になると、麻薬に溺れていって栄光から転落していく素顔を赤裸々に描いてあった。
しかも、家族は彼女の栄光にすがるだけすがって、食い物にしたような印象が残る。結婚相手のボビー・ブラウンは悪く言われてはいるが、「麻薬によって死んだのでは?」という質問には頑なに喋らなかったところがエラい。ドラッグのみならず、レズビアンの相手もいたとか、幼い頃に性的虐待を受けたとか、過去をえぐるような証言もぽんぽん飛び出すのだ。ちょっと待て。もっといいところをピックアップしようよ・・・。そんな思いも空しく、一文無しになったためにツアーに出て、絶頂期の声が出ないコンサートで途中退席する客が多かったとか、そんなみじめなエピソードが胸に突き刺さる。
いいシーンもあった。スーパーボウルの国歌斉唱、アパルトヘイト廃止後の南アでのコンサート、そして、何度も観た『ボディガード』を思い出して、永遠のディーバとして自分の心に留めようと決めた。でも、声が出なくなった姿も記憶されちゃった・・・どうしてくれんだ。
神の歌声
「神の歌声」を持つと言われた歌手
ホイットニー・ヒューストン
彼女の生涯がこんなにも壮絶で苦しみの連続だとは知りませんでした。
心の叫びがそのまま歌声になり私達に届けられたのでしょうかね。
最初に彼女を知ったのは、たぶんMTV、いやFMラジオだったかな、とにかく最初から歌声に魅せられました。
今でも彼女が一番だと思う、テクニックやうまさでは上を行く人もいるでしょうけど彼女にはこちらの心を揺さぶる何か特別な力を感じたものです。
ロックやフォークを聴いていた私でさえ彼女のレコードを買ってしまいましたからね
時代を変えるほどの人は早く命を落としてしまうのだろうか
モーツァルトやジャンヌダルク、マリリン・モンローにマイケル・ジャクソンとかもそうだったみたいに天からの使命が終わると天はその者を迎えに来るのでしょうか。
黒人の女性歌手で初の偉業を残した彼女もまた例外じゃなかったのかな
私にはそうなふうにしか思えなくて悲しいのかどうなのか不思議な気持ちがします
神から特別な力を授かった者は、普通の生活は無理なのかもしれませんね。
でわでわ
歌姫の葛藤
ホイットニーの突然死から早7年(2012年2月11日)
その当時 本当にビックリしました!
この映画はホイットニーの良いところも悪いところも露わにしてます。
「死人に口なし」なので、真相はわからないところもあるだろうけど、デビューから大成功を収め続けてきた世界NO.1歌姫の葛藤やプライベート、メンタル面など、少しでも見たい知りたいと思う方は是非ご覧になって欲しい。
「ホイットニーを潰したのは夫のボビーだ!アイツなんかと結婚さえしなければ… 」などをよく聞いたりしますが、確かにそれも否定は出来ないかもしれない。
けど、ボビーに助けられた部分も多々あると思うな〜。
そんな事を思わせてくれる表情や場面など観て感じ取れたらイイと思います。
「歌姫」とは彼女のための言葉
彼女の訃報に触れた時は本当にショックでした。
あれほどの歌唱力とスター性
「歌姫」とは彼女のための言葉ですね。
偉大な歌手の絶頂期と落ちてゆく様の無残さ〜〜
悲しい物語ではあるけど
全盛期の天にも昇るような彼女の声を
もう一度、映画館の音量で聴いて
その姿を大画面で観て、心に刻みつけて欲しい。
ホイットニーの歌は永遠に残る〜〜
この先も忘れないで欲しい。
音楽好きなら、観ておいた方が良いでしょう。
@もう一度観るなら?
「彼女の生誕何年のとかのタイミングで
時々リバイバル上映して欲しい」
満点の作品だけど、内容はあまりにもショック…。
先ず、本作品の洋題は「Whitney」ですが、
邦題は「ホイットニー オールウェイズ ラブ ユー」
きっと、山崎貴監督のファンが考えたのでしょうか?
「余計だな。」と。
ホイットニーヒューストンのドキュメンタリーは過去にもあったそうですが、本作品の方が評判が良いそうです。
で、観に行ったのですが、これは…ファンは観るとツライと思います。
彼女のプライベートフッテージが、かなり公開されるんだけど、結構ショッキングな物もあります。
ブリブリ、バキバキの様子、完全に歌唱力を失った状態で破産していた為に強行したライブ映像が流れるんで…。
後、彼女のキャリアがスタートしてからビジネスのパートナー、サポートをしていたファミリーメンバーの暴露…ここまで言っちゃっていいのか…?
内容によっては、ある人はコメントを伏せるが、ある人は飄々と話すシーンなんかもあって、観てるこっちが心配になります。
亡くなった彼女の名誉の為に伏せたほうが…と、こっちが思うぐらい全てさらけ出された内容。
ボビー・ブラウンとのパートが、かなり大きく取り上げられており、このドキュメンタリーは、「彼と出会ったのが転機」であると強く映し出されます。
印象的だったのは、現在のケビン・コスナーが映画ボディーガードの事を語っている所。
ラストシーンで飛行機を止めて、ケビン・コスナーに駆け寄りキスをするシーンで、ヒロインに人種、肌の色なんてないんだ的な事を言っていたシーン。
後にDreamで黒人女性数学者の為に人種差別の壁を取っ払う上司の役を演じていた事を思うと感慨深かった。
圧巻は91年のスーパーボウルでの国家斉唱!カッコイイ!!
あの歌声が聴けて幸せ。
10代の頃、繰り返し何度も何度も聴いた「そよ風の贈り物」。ホイットニーの歌声が大好きでした。
久しぶりにあの頃の歌声を聴けてそれだけでも良かったです。
ただ実録の内容には衝撃を受けました。
でもあの素晴らしい歌声で世界中の人々を魅了し、幸せな時間をくれたホイットニーには、あらためてありがとうと言いたいです。
ひとつだけ、ちょっと長かったです...インタビューをもう少し減らしても作品として成立したと思います。
観ているとどんどんツラくなる。肉親を含め利用し尽くした人達がそれで...
観ているとどんどんツラくなる。肉親を含め利用し尽くした人達がそれでも足りず最後の最後にまたプライベート映像を使いトドメを刺して晒し者にしているかのよう。あれ程の才能を持ち、大勢の人々に囲まれながら救いの手を差し伸べてくれる人がいなかったのが憐れでならない。ファンのひとりとして後味の悪い映画だった。
もっと歌唱シーンが欲しかった
ドキュメンタリー映画は元からあまり得意じゃないのですが、今作もあまり楽しめませんでした・・・。でも、子どもながらにめちゃくちゃ歌上手いな!と感じていたホイットニーという歌姫の生涯を知ることが出来たのは良かったです。
才能、美貌、富、地位、全部手に入れても孤独だった歌姫の物語は結末もとても悲しくて、美しく圧倒的な歌声と相反して切なさが際立っていました。劇中での歌唱シーンが少なかった印象。もっとあの歌声を劇場で聴きたかったです。マイケル・ジャクソンが出てきて驚きました。2大スーパースターですが、お二人とも悲しい最期なのがなんとも言えない・・・。
最高で最低のホイットニーの全て
ホイットニー・ヒューストンの生涯をたどったドキュメンタリー映画
かなり衝撃的な内容で、これが全部嘘で、よくできたフィクションだったら良いのにと思った
私がホイットニーを知ったのは、中学生の時だった
そして、彼女は私にとって、初めてはまった洋楽の歌手になった。
そのため、私には彼女はとても特別な存在なのだ
その私がこの映画を観て、この中には私が大好きなホイットニーがいっぱい詰まっていると思った
デビューしたてのキラキラした彼女も、映画「ボディガード」で頂点に立ったスターの彼女も、しっかりとこの映画の中に収められていた
しかし、その反面で、私の知らないホイットニーをたくさん知ることになってしまった
できる限りたくさんの人にこの映画を観て欲しいから、詳しくは語らない
しかし、この映画の中には、現在のアメリカが抱えている問題の全てが詰まっていた
ドラッグ依存症、DV、児童虐待、育児放棄、人種差別などなど、なんでもありのてんこ盛り
奇しくも「アリー/スター誕生」と同時期に公開されているけれど(わざとぶつけたのかな??)、この映画のホイットニーの生活の凄まじさを思うと、「アリー/スター誕生」で描かれるスターの苦悩はファンタジーにさえ思えてくる
これは、ホイットニーの話だけれど、きっと、マイケル・ジャクソンの話でもあり、リバー・フェニックスの話でもある
スターたちが、スポットライトの下にい続けるのが耐えられず、そこから少しだけ逃げようと思った時、つい、誘惑に負けて悪魔の手を握ってしまうことがある
一度、その誘惑に負けてしまうと、そこから戻ることは、とても難しいのだ
あの、ホイットニーがスター街道を歩いてえた頃、私たちは、何も考えずに「ホイットニーの新曲はまだかなぁ」と考えていたけれど、本人は、追いかけてくる悪魔を振り払おうとして、毎日を生きていたのだ
その姿はファンをガッカリさせ、そしてホイットニーはマスコミから叩かれ、さらなる闇へと落ちていく…という悪循環
その裏にどんな顔があろうとも、ホイットニー・ヒューストンは偉大な歌手であったことに変わりはない
私は、彼女の歌に何度も助けられて生きてきた
そんな私が彼女にできるのは、今でも時々、彼女の歌声を聴くことだと思う
これは、ファンにとっては、とても衝撃的な内容だけれど、アメリカの社会問題を凝縮させて描写している作品でもあるので、ホイットニーを知らない人でも、見応えのあるドキュメンタリー映画になっていると思う
興味のある人はぜひ、彼女を偉大な歌声を劇場で聴いて欲しい
貴重な映像と歌唱が満載の必見作!
ホイットニーの幼少期から2012年の死に至るまでのアンソロジー。知らないことだらけのエピソードが貴重すぎる。
音楽を聴いてきた者にとって絶対に知りたいのは母親であるシシー・ヒューストンとの関係性だろう。偉大なヴォーカリストでありながらも不遇な人生を送ったシシーがこれほど力を入れて娘のスキルを磨き上げたとは知らなかった。デビュー前までの映像は本当に宝物だ。
アリスタと契約した以降の栄枯盛衰は皆が知るところだと思う。ボビー・ブラウンとの結婚生活やドラッグでボロボロになった姿など、見るに辛いが貴重な映像が続く。
キャリアの白眉はアパルトヘイト廃止後初の外国アーティストのライブだったという1994年の南アフリカでのライブだろう。神が宿った奇跡の歌唱に涙した。ホント、いい時は手がつけられなかったんですよね〜
まともに歌えなくなるところまで行ってしまった重い終盤を含め、ファンにとっては必見作だと思う。すべてがホイットニーだ。
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