「満点の作品だけど、内容はあまりにもショック…。」ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー アルカさんの映画レビュー(感想・評価)
満点の作品だけど、内容はあまりにもショック…。
先ず、本作品の洋題は「Whitney」ですが、
邦題は「ホイットニー オールウェイズ ラブ ユー」
きっと、山崎貴監督のファンが考えたのでしょうか?
「余計だな。」と。
ホイットニーヒューストンのドキュメンタリーは過去にもあったそうですが、本作品の方が評判が良いそうです。
で、観に行ったのですが、これは…ファンは観るとツライと思います。
彼女のプライベートフッテージが、かなり公開されるんだけど、結構ショッキングな物もあります。
ブリブリ、バキバキの様子、完全に歌唱力を失った状態で破産していた為に強行したライブ映像が流れるんで…。
後、彼女のキャリアがスタートしてからビジネスのパートナー、サポートをしていたファミリーメンバーの暴露…ここまで言っちゃっていいのか…?
内容によっては、ある人はコメントを伏せるが、ある人は飄々と話すシーンなんかもあって、観てるこっちが心配になります。
亡くなった彼女の名誉の為に伏せたほうが…と、こっちが思うぐらい全てさらけ出された内容。
ボビー・ブラウンとのパートが、かなり大きく取り上げられており、このドキュメンタリーは、「彼と出会ったのが転機」であると強く映し出されます。
印象的だったのは、現在のケビン・コスナーが映画ボディーガードの事を語っている所。
ラストシーンで飛行機を止めて、ケビン・コスナーに駆け寄りキスをするシーンで、ヒロインに人種、肌の色なんてないんだ的な事を言っていたシーン。
後にDreamで黒人女性数学者の為に人種差別の壁を取っ払う上司の役を演じていた事を思うと感慨深かった。
圧巻は91年のスーパーボウルでの国家斉唱!カッコイイ!!
コメントする