「音楽の浸透力を実感。」ソフィア・コッポラの椿姫 だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽の浸透力を実感。
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映画や小説で読んだらはまらないだろう話の筋なんだけど、オペラで味わうとなんとちょっと涙目になってしまった。自分でもびっくり。三幕での死にゆくヴィオレッタの歌声に、なんか憐憫の情が揺さぶられました。
そして椿姫といえば乾杯の歌しか知らなかったけれど、初めて聴く他の楽曲に飽きもせず、とても聴き入った。ヴェルディの力なんやろなあ。こんなど素人を初耳で引き込む音楽の力に感激ですよ。
アルフレードのお父さんに対して、謝るくらいなら最初から身を引けとかゆうなってイライラしたし、アルフレードもたいがい稚拙でどこがいいんだかってイライラしたけど。男たちがみんなやな感じです。
字幕があるといいですねー。
生の迫力も味わってみたいけど、字幕なしでストーリーは絶対追えないからなー、二の足踏んじゃうオペラ鑑賞ですな。
二幕のパーティで男性3人組のバレエがありましたが、メインじゃない二人のスキンヘッドがめっちゃかっこよかった。淫靡でパンキッシュでかっこよくみえた。
衣装もとても素敵。
一幕のヴィオレッタのグリーンのフリルトレーンのブラックドレスと二幕のパーティシーンでの赤ドレス。赤ドレスにまとっていた茶系のシースルーのマントみたいなのも赤い仮面もすごく素敵だった。
全員ブラックなところに鮮やかな赤ドレスでねえ。
はあ。堪能しました。
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