ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女のレビュー・感想・評価
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史実とは異なるが、興味深い
ラストエンペラーと同じく波乱万丈の人生を生きたラストプリンセス徳恵翁主。
史実と異なる部分があまりに多すぎる。
日韓両国民双方の偏見を煽る内容だが、本筋には合致していると思うので、
悪役側日本の皆様は、ただ極端に誇張してあるだけと思えばよい。
南京大虐殺と同じで、極端な誇張ではあるが、本筋からは離れていない。
以下は笑い話
主人公が日本を脱出する場面で、日本の官憲の銃弾により脱出を助ける男の腹部から血が溢れでた翌朝、その男は何事もなかったかのように立ち上がった。
映画としての「誇張」は当然だが、単なる「オカルト」は止めて欲しい。
フィクション映画です
映画の最初に、この作品はフィクションだと明示されます。
小説を映画化した作り話・物語だと納得して鑑賞すると、大ラブストーリー待っています。かわいそうなプリンセスを一生をかけて救いだす男のファンタジー映画です。
老けメイクをも厭わないソン・イェジンとパク・ヘイルの抑制の効いた熱演も静かな情緒を醸し出します。生きぬけるためさまざまな変わり身を見せる悪役ユン・ジェムンも存在感があります。
おとぎ話として見るなら、囚われの身の翁主が、祖国に戻ることができて、めでたしめでたしといったところでしょう。往年の映画「ラストエンペラー」に通じるラストシーンも良かったと思います。
しかし、日本人の歴史的認識と随分違うものだと思いがめぐります。が、最初にフィクションだとはっきりいわれてしまうので、その思いは映画を見るにつれ封じこまれてしまうのです。
大韓帝国最後の皇女
昔の日本と韓国の関係を描いた作品。韓国併合やらなんやらで、完璧に日本に支配されつつある韓国。最後の皇女である主人公は、ほぼ強制的に日本に連れてこられます。
どうにかして祖国に帰りたい主人公ですが、長い間祖国に帰してもらえず、それどころかもう二度と祖国へ帰れないとも言われました。日本とアメリカの戦争で日本が負けて、ようやく祖国へ帰れると思っても、韓国からも入国を拒否されることに。
日本にも、祖国にも見捨てられた大韓帝国最後の皇女の運命の物語です。
感動的で楽しかった。
ガッカリした
ホ・ジノ監督なので期待したが、ガッカリしました。
日本の描き方がひどすぎる。紀元節祝賀会や工場場面など、ありえない。いきなり軍が出動して発砲、というのも、三文漫画じゃあるまいし。
史実とは異なる、と最初に字幕が出るけれど、あまりに安易な異なり方。徳恵翁主をネタにした反日映画。事実と違い過ぎて、これでは徳恵翁主も浮かばれない。こんな映画を見てやっぱり日本は嫌いと思う韓国民も哀れだ。
事実に基づかない反日で商売するのはやめてほしい。
こんな映画で熱演させられるソン・イェジンも気の毒。
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