レイルロード・タイガーのレビュー・感想・評価
全4件を表示
戦争活劇そのものだ。しかし、アクションはやはり流れるような連続性を...
戦争活劇そのものだ。しかし、アクションはやはり流れるような連続性を保っている。
もっとも、ハチロウ軍って、西側諸国の仮想的敵国軍隊である『人民解放軍』である事は忘れてはいけない。
国家に対する忖度とナショナリズムは大いに感じる。
追記
どちらが先か?『T34 レジェンド オブ ウォー』にどこか酷似している。まぁ、戦場にかける橋そのものだけどね。
田舎者の盗賊集団
登場人物の紹介があるけど、キャラが多すぎて一回じゃ覚えきれません。鉄道博物館からアニメーションへと変化する冒頭が良かっただけに残念な序盤となりました。
列車強盗団飛虎(フェイフゥ)=普段は荷運び屋の親方ジャッキー・チェン。殺された八路軍兵士の「3日以内に橋を爆破せよ」との伝言を言付かるが、八路軍がどこにいるかもわからないため、自分たちで大橋爆破することを決意する。しかし、爆薬というものもわかってない素人集団。とりあえずは日本軍から爆薬を盗み出すのだった。最初の計画はあっけなく失敗、さらに護送列車からの脱出劇。盗賊団のシンパでもある駅長から軍用列車が通るとのメモを受け取り、その列車に爆薬があるはずだからと列車ごと爆破してしまおうという無謀な計画を立てるのだった。
全体的にはコミカルな作風で、京劇風の音楽も上手く使われてるかのように思えたのも前半だけ。人が死なない戦争映画かと思ってたら、敵も味方もどんどん殺されていき、音楽が全く合わなくなった。クライマックスでは模型を使った鉄道スペクタクルに妙にワクワクさせられ、素人集団万歳という感じで終わった。戦争の悲惨さとかはまったく感じないコメディ作品でした。
意味不明の由子憲兵隊長(誰?)がしつこいエロ隊長という感じだったり、「田舎者め!」を連発する池内博之が結構間抜けなキャラだけど、しぶとくカッコ良かったりするので楽しめる。チェン親子の活躍とか、お母さん役の人も良かったと思う。最後にアンディ・ラウが登場したのにはビックリ。
期待しすぎたかなー。
ジャッキー映画で、育ったと言っても過言でないオッサンですが、やっぱり過去の作品的な要素を期待してしまうのか、観終わった後、う~む?といった感じ。
昔の抗日映画のリメイクだとかは、情報で知っていたので、まあ、日本軍の描き方はしょうがないとは思うんですが、それを抜きにしても話が冗長で、やたらめったら同じような爆発シーン多いし、
盛り上がりがないと言うか、コメディと言う割には笑えない演出で、(シリアス展開に無理矢理コメディ演出ぶちこむみたいな?)役者も個性がなく、しかも同じような格好してるので、誰が何やってるのか?
二時間の上映時間も冗長さに拍車をかけた要因で、これなら一時間半くらいで、テンポ良くやって貰いたかった。
コメディというなら、もう少しケレン味があっても良かったしね。
(サモ・ハンの上海エキスプレスみたいな)
後、最近の中国映画、アニメ演出多くないですか?流行り?
「ドラゴン・ブレイド」でも感じたんですがやたら金かけた豪華なセットをこれ見よがしに不必要に見せる感があって、
(今回はひたすら列車爆破)そういう金の掛け方は、いいんだよって(笑)
次の「スキップ・トレース」は、予告の感じで、「ラッシュアワー」ぽい感じで、期待ですかね。
全4件を表示