LUCK-KEY ラッキーのレビュー・感想・評価
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以前から評判が良かったので期待して観たけどはまらなかった。
役者さんは好きなんだけど、いくらコメディーでも脚本が悪すぎる。所々笑えるけど、やはりおかしなところがめだちすぎ。
自殺まで考えてたジェソンが、たとえ一時の豪遊とばかりに他人に成りすましたとしても恋愛までしてしまうのは正直乗れないし、いくらなんでも能天気すぎる。
また一番の本作の売りである記憶喪失の殺し屋という設定。いや、殺し屋じゃないんかい。だったらリナから去る必要ないでしょ。まるで自分は裏家業の人間だからリナには相応しくないみたいなことにならんよね。
娯楽作品だから脚本は雑でも許されると思ってるのか。娯楽作こそ脚本は緻密でなくてはならない。多少のご都合主義は許せても許容範囲を超えるご都合主義は観客の目を覚ましてしまう。
これではオリジナルの日本映画はまず見ることはないだろう。
バイプレーヤーから主役へ!
脇役から主役に抜擢されるパターンはなぜか嬉しいものです。ユ・ヘジン出演作はかなり見てるつもりですが、犯人役が多い印象でした。この内田けんじ『鍵泥棒のメソッド』のリメイクも彼の俳優人生そのもののような気がして好印象。俳優として活躍する姿よりも、ナイフを使った芸術的食材や氷アートなどはほれぼれしてしまいます。
救急隊員リナ役チョ・ユニが清純派で徐々にユ・ヘジンに心惹かれていく様子がとてもよかった。日本の女優で言えば小西真奈美似か。借金取り立て、年齢差、色んな要素が絡んでくるけど、終盤での目のウルウル度にはこちらまでキュン死してしまいそうに・・・
本家『鍵泥棒のメソッド』をもう一度チェックしてみたくなりましたよ。
人は変われるということか
主役を記憶喪失の殺し屋に決めた。
そして役者としての話もうまく活躍させたりでだいぶ話が面白くなってる。
殺し屋とはいってるが、最後は安心していられるので、二人に増やした女性陣をどうするのかを楽しんで見れた。
そして主役の人がいい。
怖そうな顔してるけど、どこかそれも抜けた雰囲気出して微笑ましい。
しかし人は地は何にでもなれるということだろうか。
自分が役者目指していたと思えばそれに向かっていける。
知り合った人の影響でいくらでも真人間になっていける。
なんか可笑しい中にもそんな希望があって見ていてほっこり。
それぞれの女性陣も美しく、ロマンスもいいとこで収まった。
45歳でも希望はあるということ。
声を出して笑える
《鍵泥棒のメソッド》の翻案だから婚活する編集長出てくるのかな?と思ったら、それは出てこないのね。基本的なアイデア以外は結構、翻案入ってるの。
役者パートが面白いんだよね。細かな笑いを拾ってくから、そのうち声出して笑っちゃうの。なんか素直に笑えていいよ。
みんな良い感じになってって、でもこの話、記憶戻っちゃったらどうなるんだろうと思うんだけど、そこはちょっと意表を突く展開も入れながらうまくまとめてきた。そしてケレン味あふれるラスト。
恋愛のところは《鍵泥棒のメソッド》の方がうまいと思ったけど、他はこっちが面白いかな。後発の有利さだね。
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