「高校生は肉体接触しないほうが良いと思う」一礼して、キス Takehiroさんの映画レビュー(感想・評価)
高校生は肉体接触しないほうが良いと思う
意図してなかったので偶然というのだろうか、前回観た『恋と嘘』と同じ監督で同じ年の放映映画だったが、両映画の共通点というと、男性のほうがちょっとドライなようで抜けているような変わった人物で、女性は観音様か地蔵様のような受け入れてあげるタイプの女性だった。男性にとっては今回の映画の高校3年女子と高校2年の男子の話というように金のわらじな話だった。しかし、高校生で交際するなら、キスも私自身は良くはないと思うので、前映画同様に評価はかなり低くするが、男性のほうが、両親が仕事で外国に長期滞在し、そこらへんのずれが正確に乗っかってしまっているような精神分析的な面は挿入されていたりしていた。高校生で出会ったとしても、ぜひ一緒になり、不倫せず、離婚せず、生涯を共に過ごすなら、婚前のディープな接触もやや罪は減じられるのだろうかどうか。アメリカの真似に過ぎない日本の性教育の破綻のせいでこうした映画ばかりの現状だ。
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