「ジャコメッティの日常」ジャコメッティ 最後の肖像 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
ジャコメッティの日常
フランスの芸術家ジャコメッティが最後の肖像画である青年との数日間を映画化。
私個人の話になってしまいますが、小学生の頃肖像画のデッサンで褒められ、コンクール出品用で友人の肖像画を描く事になり、上手くいかず終わった(描きたくなかった)過去もあるもので、「肖像画を仕事としている人ってどんな感じなんだろうな?」と思い鑑賞。(その後、小中と美術の道を示されましたが行きませんでした。はい。)
ジャコメッティの芸術についてでは無く、芸術家としての青年との数日間の交流である事は分かってはいましたが、ここまで肖像画について映画作品として絵心が無いとは・・・。
作品過程も観たかった事もあり、残念で仕方ありません。
ジャコメッティの日常。酒を飲み、語り、娼婦と遊び、たまに肖像画を書く。
「気分など乗らない時は、こういうものさ。」
「完成品になるかは分からない。」
と画家の心情は味わえたが、淡々過ぎる映画。
もう少し彼の絵描き部分を映像化して欲しかったな。
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2019年6月23日
きりん様コメントありがとうございます🙇♂️
描き方に人の心情が込められていると思いますので映像化は無理だとしても過程ぐらいは知りたかったのですが、、、。
きりん様って物知りですね✨
ど田舎出身の私とすれば、当時の環境からすれば絵は趣味程度ぐらいだったのですよ。もう数十年まともに描いてません。これも人生w
きりんさんのコメント
2019年6月23日
ドローイングそのものの撮影は確かに物足りなかったかも。
モデルになったジェームズ・ロードと、アトリエに出入りしていた親友矢内原伊作が本に書いていますね。
巫女雷男さん、ぜひまた描いて下さい。