フェリシーと夢のトウシューズのレビュー・感想・評価

ダンス・バレエの魅力や難しさを、とてもわかりやすく感じることができる作品でした。

きっと、大人でも、最後まで、応援し続けながら、観ることができると思います。
もちろん、エンド・ロールも、丁寧に仕上げられていて、見応えがありました。

また、洋画CG作品に独特の、目の醒めるような色彩や、顎や顔の向きを多用する感情表現は、邦画アニメーションとは、ひと味違って・・・・・、欧米世界を相手に戦うイメージ・ヒントは、こんなところにもあるんだなあ、e.t.c.

と、色んなことを楽しむことができる作品でした。

映像がきれいです。
お話は特質するものがなし、才能がある孤児の女の子がいきなりオペラ座のプリマドンナになって大成功。
最初と最後をみただけでも話が通じるタイプの映画です。

たおちゃんの声がぴったり、主題歌も良かった
女児とお母さんで見るのに最適です
信じて進むこころと、ファイトがもらえます

吹き替えで見ました。土屋太凰ちゃん、フェリシーにぴったりでとてもよかったです。
フェリシーが踊るシーンがとても素敵で興奮しました。欲を言えば、もっと踊るシーンが多かったらなと思いました。特にラスト。肝心の舞台を、じっくりたくさん見せて欲しかった……！

安心して子供に勧められる映画です。王道だからこそ素晴らしい。女の子が一度はあこがれる世界、夢を追うことの力強さ、生きることのきらめき、とても愛らしい映画でした。
個人的には、アニメが細部までここまで丁寧に絵を作りこむのかと感心しました。背景を見ているだけでも絵の美しさに楽しくなりました。

フェアリー役の声優をした土屋太鳳ちゃんの声が心地よかった！！
ストーリーは王道だけどとても素敵です。
アニメなのに実写みたいで素晴らしかったです。
熊川哲也さんの声も良かった！！
あとフェアリーが練習する方法？がベスト・キットっぽいなと心の中で思ってしまいました（笑）
夏休みにオススメです。

孤児のフェリシーがオペラ座でバレリーナを目指す物語。
応援してくれるヴィクターにも発明家になる夢があります。
フェリシーにレッスンをしてくれるなぞめいた掃除婦のオデット、メラントウ先生、ライバルのカミーユらのキャラクターもいいですね。私がカミーユのママだったらと思うと、ル・オー夫人の気持ちも少し分かります。
バレエのシーンが素晴らしく、19世紀末のパリの街並みも素敵でした。
大人が見てもちょっと涙が出る作品。
あなたはなぜ◯◯するの？ いつも自分の胸に刻んでおきたい言葉です。