「高校3年生のサマンサはクラスのパッとしない男子ケントに自宅でのパー...」ビフォア・アイ・フォール よねさんの映画レビュー(感想・評価)
高校3年生のサマンサはクラスのパッとしない男子ケントに自宅でのパー...
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高校3年生のサマンサはクラスのパッとしない男子ケントに自宅でのパーティに誘われるが、パーティで酔っ払った彼氏のロブに幻滅し気分をぶち壊されたサマンサは早々に退散。友人たちと一緒に帰宅する途中で交通事故に遭い大事故になったはずが、目覚めるとそこは自室のベッドの中。日付は昨日の朝。最初はちょっとしたデジャヴを疑うが、何度も同じ1日を繰り返すループに嵌まってしまったことを確信したサマンサは少しずつ違う1日を過ごすことでループからの脱出を試みるが・・・。
校内で無難なポジションに収まって学園生活を楽しんでいたサマンサが少しずつ違う毎日を過ごす中で今まで見えていなかった世界が見え始め、それによってまた自分も変わっていく。作品のテイストとしては『バタフライ・エフェクト』に近い感じの辛辣な青春譚、少々舌足らずな印象もありますが、甘酸っぱい余韻には十分浸れる佳作。サマンサを演じたゾーイ・ドゥイッチが80’s青春映画のアイコン、リー・トンプソンに似ているなと思ったら実の娘だと知り驚きました。
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