BUNKER バンカー 地底要塞のレビュー・感想・評価
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スペインのB級サスペンス
ソ連が第二次大戦から冷戦時代にタジキスタンの山の地下に東京ドーム2個分もの広大な研究所を作り極秘プロジェクトを進めていたという設定、失敗が続きソ連は1973年に計画を中止し研究所を封鎖、関係者たちは抹殺を恐れ逃亡。かってプロジェクトのリーダー格だったヘンダーソン(エリック・ロバーツ)は米国の軍需産業に務めプロジェクトの独占を企て、傭兵と共に研究データの奪取を進めます。傭兵たちは研究所に詳しいバラノフスキー(ジェームズ・コスモ)を捕え研究所に侵入、そこでやっと研究の秘密が明かされます。
傭兵も何やら北朝鮮にも通じているようでややこしい、タイトルの地底要塞に入るまでの前置き40分が長すぎます、ようやくサイボーグらしき兵士が登場するのは更に12分後、そのあとリーダー格らしきサイボーグも登場し大勢の兵士と共に人類滅亡を企てるというがバラノフスキーが自己犠牲で彼らを爆破、これで一件落着かと思ったらヘンダーソンの目が赤く点滅、えっサイボーグ!?、何やら続編狙いですかね。
前置きが長いし、もったいぶったサイボーグも防弾性が強いだけで武器は火炎放射器だからチープさは否めません、ポスターのターミネーターは盛り過ぎでしょう、地下が舞台だから暗い画面ばかりで見づらいし、まあ、スペインのB級サスペンスというところでしょう・・。
脚本が酷い、、、。
超マイナー映画をチョイス。
1960年にソ連で「プロジェクト12」が発足。
だが、そのプロジェクトは上手くいかず解散。
携わった関係者はそれぞれ他の国へ逃亡。
それから数年後、、、、
前半から、出演者達はあまり語らず、何を目的に行動しているのかさっぱり・・・・。
撮影も被写体に近づき過ぎ、落ち着きも無い。
プロジェクト12とは何か?
謎への含みも脚本が下手過ぎる。
中盤やっとやりたい事が判明するも、ワクワクもせずに後半へ。
謎の正体もタチが悪い。つまらない人造人間みたいな連中だった。強そうに見えない。
それじゃプロジェクトも解散するわ。って感じ。
簡単にストーリーを言えば、ソ連時代の負の遺産を今の北朝鮮に売っ払おうと企む人間と、その話にまんまと金で載せられ騙された人間のお話。
俺だったら、こんなの買わないw
地底要塞とはよく言ったものだ。地底ものを言えばインディージョーンズを思い出すが、足元にも及ばない内容。
スペイン産かぁ、、、。
ラストの馬鹿馬鹿しい所に面白さを感じる人がいるかも知れません。
まだまだ超マイナー作品を観ようと思います。
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