「どこにでも登場するエリック・ツァン。」カンフー・ヨガ kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
どこにでも登場するエリック・ツァン。
マガダ国の末裔であるというランドル(ソーヌー・スード)がしつこすぎる。氷河で穴を掘って探索した宝物。それを横取りするかのように乱闘シーンが始まるのだった。結局、彼らの一味は逮捕される。唯一伝説の宝のヒントとなるダイヤの宝玉を、ジャック(ジャッキー・チェン)の友人の息子ジョーンズ(アーリフ・リー)が持ち逃げして、ドバイのオークションにかけたのだ。価格は1億5千万ドルという高額の値がついたが、手に入れたジャック側の買い手はそれをカーチェイスの末、アスミタ(ディシャ・パタニ)に奪われてしまう。
インドの小国の王女であるアスミタはさっそくジャック達に問い詰められるが、その宝玉を使って宝の所在を見つけるのだった。そこにもランドルが現れ、またしても横取りしようとするのだが、ジャックは個人の宝じゃないと主張する。
インディージョーンズっぽい作風ではあるが、CGだとすぐわかる特撮が痛いところ。特にライオンのCGは迫力がなさすぎ。そしてインド映画の特徴でもある全員ダンスで大団円といったラストが映える。このダンスのにやけたジャッキーがとても可愛くて、さわやかな印象だ。
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