「アキンボのラドクリフ<今作のウッド」この世に私の居場所なんてない 佐武雷三さんの映画レビュー(感想・評価)
アキンボのラドクリフ<今作のウッド
内容的に
タランティーノとS・クレイグ・ザラーの
丁度中間くらいというか、
いやー面白かった!
この映画の戦うヒロイン像ってのも、
何気に今まであまりなかった気がする辺りも
見所かと。
冴えない女性が覚醒…
というより、ごくフツーの小市民が
日々の暮らしの中で感じる人々の無神経さに
フラストレーションを溜めていたトコロに、
祖母の形見の銀食器が空き巣被害にあった
ことにより、役に立たない警察対応も
相まって自力で犯人探しにブチギレ奮起!
が、無論シャリセロ姐さんではないので、
一生懸命不器用に対処する姿が
予測できない危うさを含んでいて
笑いながらも見入ってしまう次第。
ひょんなことからお供に加わる
手裏剣とヌンチャクを携えた
変人ヤバイジャ・ウッドが、
サポートできてるのかどうか分からないような
イカれムーブを要所で発揮するのも
かなりの笑撃ポイント。
どうやら監督は
リブート版の毒々モンスターも撮るようなので、
コレは安心して任せられますな!🤮🛢
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