この世に私の居場所なんてない
解説
「ブルー・リベンジ」「グリーンルーム」の俳優メイコン・ブレアが監督・脚本を手掛け、第33回サンダンス映画祭で審査員グランプリを受賞したクライムサスペンス。孤独な女性がふとしたことから恐ろしい犯罪の世界に巻き込まれていく姿を、ブラックユーモアを散りばめながら描く。看護助手として働く平凡な女性ルースは、不運続きの冴えない人生にうんざりしていた。ある日、彼女がひとりで暮らす一軒家に空き巣が入り、ノートパソコンや祖母の形見である銀食器が盗まれてしまう。すぐに警察に通報したものの、刑事は戸締まりを怠ったルースの不注意を指摘するばかりで、まともに捜査してくれない。業を煮やしたルースは、近所に住むマーシャルアーツオタクの青年トニーに協力してもらい、自ら犯人探しに乗り出す。「乙女の祈り」のメラニー・リンスキーが主演を務め、彼女の相棒トニー役をイライジャ・ウッドが演じた。共演に「ドント・ブリーズ」のジェーン・レビ。
2017年製作/93分/アメリカ
原題:I Don't Feel at Home in This World Anymore
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2021年3月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
内容的に
タランティーノとS・クレイグ・ザラーの
丁度中間くらいというか、
いやー面白かった!
この映画の戦うヒロイン像ってのも、
何気に今まであまりなかった気がする辺りも
見所かと。
冴えない女性が覚醒…
というより、ごくフツーの小市民が
日々の暮らしの中で感じる人々の無神経さに
フラストレーションを溜めていたトコロに、
祖母の形見の銀食器が空き巣被害にあった
ことにより、役に立たない警察対応も
相まって自力で犯人探しにブチギレ奮起!
が、無論シャリセロ姐さんではないので、
一生懸命不器用に対処する姿が
予測できない危うさを含んでいて
笑いながらも見入ってしまう次第。
ひょんなことからお供に加わる
手裏剣とヌンチャクを携えた
変人ヤバイジャ・ウッドが、
サポートできてるのかどうか分からないような
イカれムーブを要所で発揮するのも
かなりの笑撃ポイント。
どうやら監督は
リブート版の毒々モンスターも撮るようなので、
コレは安心して任せられますな!🤮🛢
2020年12月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
不思議な空気感の映画。
ちっちゃい ファーゴ みたいな。
2020年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ー何だか、近年のシリーズ化された”邦画”みたいなレビュータイトルになってしまったが、お許し願いたい。だって、そのまんまの”不条理”な映画なんですよ!-
ルース(メラニー・リンスキー)は寂しい独り暮らし。ある日、空き巣に入れら、ラップトップパソコンと祖母の形見の”銀食器”を盗まれる。
警察に行っても、奥さんに離婚されそうな受け付けの警官からは”鍵かけてなかったんだろ?”と言われて、相手にして貰えない。
そして、”スマホ”を使って、ラップトップパソコンを見つけ、それを販売していた怪しい古物商”イライザ・ウッズ”に辿り着く。そして、見つけた”銀食器”。
警察には、相変わらず相手にされず、仕方なく、隣人のかなりの武術オタク(ヌンチャクの練習をしている・・)の変人トニー(イライジャ・ウッド:最近、変人役が多いなあ。)の助力を得て、犯人探しに・・。
ートニーが、この後、結構活躍するとはこの時点では、予想できず。-
盗品を持ち込んだ”クリスチャン・ルマック”を見つけ、彼の家を訪ねると豪華な家が・・。
ーここからが、怒涛の展開で”笑いを少しだけ塗しながら”、凄惨に物語は進む。クリスチャン・ルマックは”え、そんなにあっさりと・・”逝っちゃうし、ルマック家での強盗男女2人との”激しい銃撃戦”、”飛んでくる手裏剣”。映画の雰囲気がガラッと変わる・・。-
<お人よしで、どちらかと言えば内向的に見えたルースが、変人トニーを相棒にして、犯人探しを始める辺りから顔つきが変わり、”激しい銃撃戦”の最中には銃の前に立ち塞がり”これ以上は、殺させない!”ときっぱりと言い切るシーンは、”うーむ、凄い度胸だなあ・・。逆境は人の肝を座らせるの法則か・・”と思いながら、鑑賞。
全てが解決した後、平和にバーベキューをする姿が、ちょっと印象的であった。ルースと、変人トニーの行く末や如何に・・>
2019年10月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
看護師やベビーシッターをしながら一人で暮らしている鬱気味な主人公ルース。
ある日、仕事から帰ると部屋の中を荒らされていることに気付く。
ラップトップとお婆ちゃんの形見の銀で出来たカトラリーが盗まれていることに気付くが、たまたま家の施錠を忘れたことで、警察からは まともに取り合って貰えなかった。
そこで自ら聞き込みを開始し、自分の手で盗まれた物を取り返そうと、隣近所のトニーと踏み込むが…。
シリアスさと、コメディ感と、バイオレンスのバランスが良くて、面白かった。
盗んだ物を売っている タチの悪そうなジジイから、銀のカトラリーを取り返したものの反撃にあい指を骨折したり、他人の家の庭で突如 暴れだしたり、溜まってるものが爆発する様子が、これまた面白い。
トニー役のイライジャ・ウッドのヲタク加減も面白かった。
ただ、作品の中では ある一貫してることがあって、それが作品を支えている様に思った。
イライジャ・ウッドと言えば、あの「ラジオ・フライヤー」のお兄ちゃんの頃の可愛さが忘れられないです。超絶可愛かったー!
かなりリピートして観ましたからね。
ルース役の女優さんは初めてだったけど、独り暮らしの女性を等身大で描いていて好感が持てました。
アメリカ映画と言えば、スタイルが良く、とても可愛い女性が主人公がデフォですけど、何処にでも居そうな、普通の女性(風)なのが また良かったのかも知れないです。