「彼女だって、一所懸命生きてるんです!」この世に私の居場所なんてない m@yu-chan-nelさんの映画レビュー(感想・評価)
彼女だって、一所懸命生きてるんです!
看護師やベビーシッターをしながら一人で暮らしている鬱気味な主人公ルース。
ある日、仕事から帰ると部屋の中を荒らされていることに気付く。
ラップトップとお婆ちゃんの形見の銀で出来たカトラリーが盗まれていることに気付くが、たまたま家の施錠を忘れたことで、警察からは まともに取り合って貰えなかった。
そこで自ら聞き込みを開始し、自分の手で盗まれた物を取り返そうと、隣近所のトニーと踏み込むが…。
シリアスさと、コメディ感と、バイオレンスのバランスが良くて、面白かった。
盗んだ物を売っている タチの悪そうなジジイから、銀のカトラリーを取り返したものの反撃にあい指を骨折したり、他人の家の庭で突如 暴れだしたり、溜まってるものが爆発する様子が、これまた面白い。
トニー役のイライジャ・ウッドのヲタク加減も面白かった。
ただ、作品の中では ある一貫してることがあって、それが作品を支えている様に思った。
イライジャ・ウッドと言えば、あの「ラジオ・フライヤー」のお兄ちゃんの頃の可愛さが忘れられないです。超絶可愛かったー!
かなりリピートして観ましたからね。
ルース役の女優さんは初めてだったけど、独り暮らしの女性を等身大で描いていて好感が持てました。
アメリカ映画と言えば、スタイルが良く、とても可愛い女性が主人公がデフォですけど、何処にでも居そうな、普通の女性(風)なのが また良かったのかも知れないです。
コメントする