「ブルー・リベンジとグリーンルームをコミカルに」この世に私の居場所なんてない 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
ブルー・リベンジとグリーンルームをコミカルに
理不尽な世界ってか自分に起こる理不尽で非常識的な他人の態度に頭を悩ませるサエない中年女性が非常識な世界に巻き込まれて行く。
ラストのヴァイオレンス描写はリアルで嘔吐シーンも含めて斬新で新鮮。
複雑な話展開では無いけれどオチも含めて全く読めずに興味の持続力が良い感じに保たれる。
監督はM・ブレア。
「ブルー・リベンジ」に「グリーンルーム」の役者だ。
正直、M・ブレアが監督ってビックリしたが脚本も書いての意欲作。
J・ソルニエの影響が窺える作りで普段の生活から隣り合わせの暴力と異世界に突入での振るう筈ではなかった暴力と必然性がテーマであるのは「ブルー・リベンジ」に「グリーンルーム」も同じで。
コミカルな描写にE・ウッドのナイスキャラに好感が持てる普通な生活を送ってる主人公にギャップのある愛車とセンスと演出の巧さが垣間見られるM・ブレアは今後も要注目、大。
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