Ryuichi Sakamoto: CODAのレビュー・感想・評価
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ミュージシャンではなく
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音楽家の姿を知る貴重な映画
商業的成功を追いかけて音楽することを忘れて
ミュージシャンになる方達が多い中
まずは音作りからしっかりとしている教授の姿を見て、
一塊のミュージシャンでは到底及ばぬ素晴らしさを
堪能した。
また、自身の体調との向き合いも収録されており
人間坂本を知ることができる◎
感動や賞賛とは違う貴重な映画
また見よう!
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冒頭5分で落涙。劇場で見れて良かった。
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教授の大ファンでずっと見たいと思っていた映画。
冒頭、被災したピアノで教授が音を出す。弦を引っかいたり叩いたり、即興らしきものを弾く様子が教授とピアノとの精神的な会話のようで思わず涙。
「辛かったよ」「来てくれてありがとう」など、ピアノの叫びのようなものを感じた。
若いころの教授のイケイケで「どうだ?俺の才能!」みたいなとがった演奏ももちろん好きなのだけれど、年を重ねて円熟味を増した丸くて深いピアノの音も刺さるように美しく大好きです。
あと、美しい音、きれいな音に出会った時の少年のように無邪気に笑う教授の顔がとても印象的でした。
20代後半から大病をするまで休むことなく時代を作ってきた教授の苦労や気持ちなんて私には到底分かりっこないのだけれど、あこがれの「坂本龍一」という人間が何に興味があって、何に喜びを感じ、何に怒りを覚え悲しむのか。この映画を通して少しでも知ることができ、ファンとしてはすごく満足だった。実はasyncはまだ購入していないのだが、早く手に取ってじっくり聴きたいと思った。NYでのライブの様子を収めた映画もぜひ見るつもりです。
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