漫画誕生のレビュー・感想・評価
全13件を表示
年寄りの暇つぶし
劇中、前述のセリフでそれに付き合う気は無いと後輩漫画家から酔った勢いでぶつけられる楽天。
現代、漫画にとどまらず、どんな業界でも〈老害〉の突き上げが激しいけど、この時代にもあるんですね…身につまされます。
本作はポンチ絵→風刺画→娯楽まんがへの変遷と実体を取り上げてくれていて、それらに興味がある向きにはイッセー尾形氏の好演も相まって良い映画だと思う。
惜しむらくは、BGMのボリュームが合っていなくてセリフが聞き取りにくい箇所が多い点かな…音楽そのものは悪くないんだが、BGMあったんだと思わせるくらいに目立たないほうが活きるように感じる。
ここからはレビューとはズレることを承知で…
〈先達者への敬意〉を持つ人ならば、いずれ自分も年寄りになることを解っている者ならば、巷に飛び交う「上が詰まっているから邪魔」「説教と昔話に関わりたくない」などと口にはしないだろう。腹の中は別として。
自分はもう年寄りの範疇なのですが、SNSには自分よりも年上の漫画家がゴマンといます。往年の自作の続きを発表している人や後進へ伝えたい技術を発信している人、商売する人さまざまだけれども、SNS自体が暇つぶしにはもってこいなのかも。
紙媒体の時代に比べて何か進化したのだろうか?人間は何も進んでないんだろうな、とか映画を観ながら考えてしまいます…
BGMがうるさい
知らなかったなぁ
そして手塚治虫の時代へ・・・
時代に翻弄されたのか時流に乗ったのか
漫画を誕生させた人
覚せい剤以上に残念な内容
あなたは、北沢楽天を知っていますか?
この時代に、漫画を、描くことを職業をしていたなんて、なんてふざけたやつ!と思って六本木シネマズへ!また、全然知らない人だったけど、イッセー尾形が演じるのにも興味があり観た。写真が普及する前、1枚の絵の力が民衆の声と重なって影響力を持っていくさまが描かれていてその時代に生きた人の想いが、現代の漫画家にも繋がっているように思えた。楽天の弟子、小川治平や近藤日出造にも興味が湧いてきた。
アッ!近藤は岡本一平の弟子だったかな?隠れたこの時代に優れた・・・埋もれている人たちがもっといそうですよッ!・・・ 篠原ともえもひさびさスクリーンで観て私には、たいへんかわいく映りました。ともえで萠~!!!あと検閲官がやさしそうでいて・・・彼がいるので映画の長さが感じられなかった。・・・北沢楽天を知るにはいい映画です。公開が決まったらまた観てみたいと思う。
全13件を表示