「原作読みたくなる壮大なPV」あさひなぐ たくぼっくすさんの映画レビュー(感想・評価)
原作読みたくなる壮大なPV
原作読んでない乃木オタが書きます。
乃木坂メンバーの演技はベマーズの時と比べて飛躍的にちゃんとした演技になっているので、あのそわそわ感はなくストーリーを楽しめます。
特にまりっか。
推し変しちゃいそうになるレベルでまりっか。
ストーリーは典型的なスポコンの女子版なのでポンコツ一年生西野の成長と活躍は期待通り。起承転結の中で表情に自信を加えていくのも満額回答です。
エリートまいやんはキャラクターへのフィットや顔面の説得力はもちろんのこと、エリートキャラになるためのなぎなたスキルそのものが段違い、な気がする。
しかしそれ以上にまりっか。
こーゆうのの二年生新部長って漫画の時点ですでにキャラ設定が曖昧だったりして演じる役者それを映して映画にして、と工程を経るごとにどんどん個性が曖昧になるものが多いんだけど、それが違った。
ちゃんとあさひなぐの世界の中の野上キャプテンがまりっかの中には確実に存在していてそれがそのまま動いてしゃべっていた。
ベースが上手いバンドのような仕上がりクオリティを感じたのは野上キャプテンによるものだった。
バクマン。さながらに原作から美しい起承転結を切り取った作品なので週末は原作を読むことになりそうです。
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