「嘘だらけの中での本当のこと。」嘘八百 せっちゃそさんの映画レビュー(感想・評価)
嘘だらけの中での本当のこと。
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それを味わう作品なのかなぁ、と。
武正晴×足立紳。あの"百円の恋"以来のこのタッグ、邦画好きなら観に行くしかないでしょう!
アウトレイジの"全員悪人"ならぬ、"登場人物、全員嘘つき"。
陶器のごとく、嘘の重ね塗りでストーリーがドタバタと構成されていきます。
そんな中でも古物商の目利き(魂がこもってないのくだり)や陶芸家としての技量、エンドロール後の最後のワンカットのいまりの笑顔など、ひとの本質に関する部分については嘘がなかったのは救いだなぁ、人情味あふれてるなぁ、と思いました。
正直言うとストーリーのパンチはそんなに強くはないです。ただ、ひとの人情味を味わうにはステキな良い作品だと思います。
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