「全員キャラ立ちしてる武侠アクション」コール・オブ・ヒーローズ 武勇伝 regencyさんの映画レビュー(感想・評価)
全員キャラ立ちしてる武侠アクション
往年のショーブラザーズの武侠映画を思わせる出来。少々『ブラッド・ブラザーズ』っぽいかな。
流れ者役のエディ・ポンが主役のように見られがちだが、実質的主役はラウ・チンワン扮する村を守る団長。圧倒的強さにあらすじが似通っている『マグニフィセント・セブン』のD・ワシントンとダブる。
ルイス・クーの非道たっぷりな悪役もキャラが立ってて良し。
エディ・ポンが本筋に絡みそうであんまり絡まなかったり、事態がほぼ村の中で起こるため、スケールが小さく見える感も…
ただ、今回はワイヤーの乱用が気になるもサモ・ハン演出のアクションは相変わらず冴えているし、やっぱり集団抗争モノは観ていてテンションが上がる。
「サモ・ハン is BACK!!」というフレーズが付いていて、アクション面での意味でつけたのかと思ったら、ラストの強引な話の閉じ方に笑った。
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