「バリーシールってどんな人?」バリー・シール アメリカをはめた男 プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
バリーシールってどんな人?
................................................................................................
パイロットのトムはCIAからの依頼で敵国の軍隊を軍機から撮影する仕事につく。
しかしそこにマフィアから声がかかり、軍機で麻薬の密輸もするようになる。
それがバレて逮捕、しかしCIAが手を回してくれて出所、別の州で暮らす。
そこで今度は米軍の代理戦争をしてる国に銃を輸送することが任務となった。
しかしそこでも同じマフィアと遭遇、再度麻薬の密輸に手を染め、銃も横流す。
ある日また捕まるがCIAの手回しで再び救われ、新たな任務を得る。
それは親しくしてたマフィア達の密輸の様子を盗撮することだった。
盗撮は成功、しかし証拠写真はトムの写真入りで報道される。
これは表向きはCIAのミスだった。こうしてトムはマフィアに命を狙われる。
トムは逃亡生活の末、表向きはマフィアに見つかって射殺された。
しかしそれもCIAの仕業だった。
................................................................................................
史実ベースの話。こういう人がいたんやな。
でも事実関係を時系列に表現するだけで、トムの心情の描写が薄いと思う。
だからバリーシールが本当はどういう人なのかあんまり分からない。
トムが演じてるからトム同様に根はいい奴にしか見えないが実際はどうなのか?
まあ普通に面白いが、できればそのへんを描写して欲しかったなあ。