「フィクション大歓迎」バリー・シール アメリカをはめた男 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
フィクション大歓迎
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実在したバリー・シールの伝説にインスパイアされたブラック・コメディ。
16歳でライセンスを取得、TWAの707の最年少機長(26歳)になったくらいですから腕は良かったのでしょう、お金の執着は家族の為で本人は腕を見込まれると後先をあまり考えず引き受けてしまう職人気質に描かれます、列記とした犯罪者にも関わらず演じるのはトム・クルーズですから根っからの悪人には思えません。
政府機関もバレたときにアメリカの関与を否定するための捨て駒として利用したのでしょうからどっちもどっちにも思えます。どういう意図でワシントンポストにスクープさせたのか分かりませんが裏切りがばれれば消されるのは想定内、保護プログラムを本人は断ったとしていますが使い捨てにされたのは明らかですね。
義弟はフィクション、CIAの関与も諸説あるようですがこれだけ面白い娯楽映画ができるならフィクション大歓迎ですね。
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