「前半と後半の落差が心地よい作品です。」バリー・シール アメリカをはめた男 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
前半と後半の落差が心地よい作品です。
CIAに協力しながら麻薬犯罪に手を出した、パイロットの悲喜劇を描いた物語。
実話を基にしたトムクルーズ主演のサスペンスコメディ。前半はコメディタッチ。軽快なBGMとトムクルーズの演技が絶妙です。そして、中盤から暗転する後半は、恐怖、不安、焦燥、そして死を覚悟した主人公に悲哀が良く描かれていました。その落差が秀逸で物語の完成度を高めていると思います。
2回、3回と繰り返す程ではありませんが、時間を作って鑑賞しても損はない、そんな作品だと思います。
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