「邦題がちょっと」バリー・シール アメリカをはめた男 卯月さんの映画レビュー(感想・評価)
邦題がちょっと
間違っているというかなんというか。アメリカをはめた男というのは相当違います。
原題がAmerican Madeで、アメリカに生み出されたみたいなニュアンスですし、実際、金と権力に翻弄され続けた男の人生といったところでした。
こう書くと暗い話になりそうですが、トム・クルーズのキャラのお陰で、全体的に明るい感じになっています。
実話に基づく都合上、盛り上がりには欠けますし、なにより冷戦とレーガン大統領の強いアメリカ路線への切り替え、それによるスキャンダルは日本人になじみが薄く、今一つ乗り切れないかもしれません。
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