「主人公の裸を撮りたいだけ?」パーソナル・ショッパー aliasさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公の裸を撮りたいだけ?
本作、雰囲気は良いのですが、何を描きたいのかが定まっていない印象の作品でした。
霊媒師としての主人公に焦点を当てたいのか、それともパーソナルショッパーとしての日常を描きたいのかが曖昧で、全体としてテーマがぼやけてしまっています。結果として、作品から何を感じ取ればいいのか分かりにくいまま終わってしまいました。
また、内容が薄いわりに不要と思えるシーンが多く、特に主人公の着替えや心臓のエコー検査の場面は、物語に必要とは思われず、正直なところ、監督はクリスティン・スチュワートの裸が撮りたかっただけではと思ってしまいました。
とは言え、そう言う私もクリスティン・スチュワートが見たくて鑑賞したのですが…作品の出来はともかく、クリスティン・スチュワートは魅力的な女優さんだと思います。出演作があまり多くないのが残念です。
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