「監督独特の美意識で音楽も映像も細かなところまで統一感があるのはさす...」夜明け告げるルーのうた earthpinさんの映画レビュー(感想・評価)
監督独特の美意識で音楽も映像も細かなところまで統一感があるのはさす...
監督独特の美意識で音楽も映像も細かなところまで統一感があるのはさすがと思いました。
キャラクターは皆現代らしく等身大で、ああ、こういうやついるなあ、と楽しみました。さびれている海街の様子も、現代的。
ファンタジーや理想ではなく、あくまで自分達の瑣末なことをファンタジックに唄うというかんじ。
フラッシュと手描きを駆使して複雑に躍動しまくる画面。動き、陰影、色、なと要素が重なりすぎ見づらくなりすぎてるとわたしは感じますが、何度も見てその映像を堪能する鑑賞方法に向いてるかなと。
同じように登場人物と付随するエピソードが多すぎて、一つ一つが荒い扱いで、じっくり見られないのは勿体無いなと思いました。例えば主人公の父と母のエピソードに絞ってもいいのでは、などとも思いました。
コメントする