心に吹く風のレビュー・感想・評価
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旭川版マディソン郡の橋
美しい情景描写でした。
淡々とし過ぎた盛り上がりの無いストーリーでしたが、とても雰囲気が有りました。
回想シーンの駒井蓮の可愛さが印象的でした。
焼け木杭に火がつくのか、という映画。 いかにもユン・ソクホ監督の「...
焼け木杭に火がつくのか、という映画。
いかにもユン・ソクホ監督の「冬ソナ」的イライラ演出が延々と続く(笑)ラスト、そう来たか。
日本人が演じていたためか、深くははまれず。こんな女優さん、いたんだ、久々の復帰だそう。青春期を演じた2人は実に爽やかだった。
映像美はお見事。ストーリーいらないくらい(笑)
J:COM
不穏な空気が近づいているときだからこそ、観てほしい。
不穏な空気が徐々に、そして、我々のすぐ側まで近づいてきている。こんな時代だからこそ、「心に吹く風」のような映画を観てほしい。
北海道の美しい景色や主人公たちの細やかな心の動きを感じられるのは、もう残り少ないかもしれないからだ。
映画の中でも、人との出会いやときめき、決して後戻りしてくれない一瞬一瞬の時の大事さを説いている。
クリスマスシーズンから年始まで上映がある宇都宮の人がうらやましい。もう東京では上映してくれないのだろうか・・・
恋愛系は かなり苦手なので 覚悟はしてたが 想像以上に またぁ〜り...
恋愛系は
かなり苦手なので
覚悟はしてたが
想像以上に
またぁ〜り.......
ねもい...
景色はとても
美しかったけど
何かにつけて
長ったらしい間が
もどかしい気持ちなのだと
心情も伝わるのだが
も少しテンポアップplease‼︎
若いころの恋人と重ね合わせました
心も映像もとても美しい作品でした。
若いころ本当に好きだった人のことを思い浮かべながら鑑賞しました。
今の生活に不満がないわけではないけれど、家族に囲まれて、まずまず幸福で。
この生活を壊すようなことは絶対にしないでしょう。
もう一度だけあの人に再会して、再び恋に落ちることができたら……。
主人公と、かつての私たちを照らし合わせながら
現実にはできない自由に生きる私を頭の中で作り出す。
観て楽しむだけではなく、「私のもう一つの人生を体験する」ことのできる作品だと思います。
ああ、これが映画なんだ
そんなことを再認識することができました。
四十路を越えて、いろんなことが揺れてくる。 不惑などということはあ...
四十路を越えて、いろんなことが揺れてくる。
不惑などということはあり得ない。
それでも人生は続く。
風が心に吹いたことをあなたに伝えたい。
風をあなたにも届けたい。
大切な人を思い出させてくれる映画だった。
ちょっと小説版の『マジソン郡の橋』を想い出しました
あの『昼顔』のようなモヤモヤ感や納得のいかなさ、後味の悪さはありませんので、ストレートに胸キュンしたい方には絶対お勧めです。
また、劇場版『マジソン郡の橋』みたいに余りにお年を召しすぎたメリル・ストリープの怪演技に戸惑わされることもありません(笑)。
(それでもパッとしない中年の、年甲斐も無いパッとしない恋とか思うお若い方はどうぞご遠慮下さいね)
同じような出会いと別れの話でも、こちらはプロットに破綻や無理を感じること無く淡々と静かに物語が進んでいきます。
初恋と結ばれない(許されない)恋の、両方の切なさと哀しさと美しさが素直に味わえました。
主演の真田麻垂美さんと眞島秀和さんの、静かで感情を抑えた大人の演技がとても好感が持てます。
特に真田さんの、物語が進むに従い、これまでずっと何かを諦め、凍らせ、封印してきたその心が次第に解けていき、初恋の彼への隠しきれない思慕と揺れる心を垣間見せていくその表情がすごく魅力的でした。
15年ぶりくらいの映画出演だそうですがとても雰囲気のある女優さんですね。
美瑛・富良野の美しすぎる景色の中で、風のさやぎや光のきらめきと共に切なく哀しく美しく紡がれていく純愛の物語。週末にもう一度映画館に足を運びたくなる良作でした。
ゆったりとした風の様な映画
風の様にゆったりとした時間が流れる映画でした。
高校生の恋愛ものや、過激な大人の恋愛映画が多い最近の映画の中では、この様な映画は貴重かも。
感受性の鏡のような映像世界
ヨーロピアンでアーティスティックな仕上がり。
眼差しに優れた映画である。
作家の意識は、
見ているこちらの感受性を試すかのような、
あるいは退化した人間の感覚を呼び起こすような、
ある種の野性的な眼差しで
“五感”のその先にまで踏み込んで行く。
スクリーンは未開の(プリミティブな)、
いわば感受性の鏡のような映像世界を提示しており、
思わず目を奪われる。
人間と自然が“繋がっている”ことを
強く感じさせる映画である。
韓国ドラマのようなケレン味を期待すると裏切られる。
ユン・ソクホ監督はあくまで
「映画的」であることにこだわったのだ。
これが本当のユン・ソクホなのかもしれない。
風は吹いても心は揺さぶられない
日本の松竹が「冬ソナ」のユン・ソクホ監督・脚本を招いて、オール日本キャストで製作した映画。
北海道の美瑛で23年ぶりに再会した初恋同士の日高と遥
しかし、遥は結婚をしていて…
何より景色は美しかった。
美しい景色の中で穏やかな時か流れる瞬間が日常を忘れさせてくれるすごく幸せ時間なのはよく分かる。
しかしこの映画には心を揺さぶられない
何より、私にはペースがあまりにもゆったり過ぎた
もっと5倍速ぐらいで観たい感じ
私の心にいつもあったのは風ではなく「ズートピア」に出てくるナマケモノのフラッシュだった
ジュディの気持ちがよく分かる
それぐらいペースがのんびり過ぎてちょっと退屈だったし、私はこの2人の恋に憧れなかった
恋を描くなら、共感でも、絶望でも、羨望でも良いから、もっと心を揺さぶられる恋を観たい
この2人の間に愛情を感じなかったんだなぁ
セリフだけが一人歩きしてる感じ
うーん。景色がキレイなだけに残念。
ひと時のまぼろしを心にひめて生きていくのでしょうね
少し忘れかけてたピュアな気持ち、そしてとても綺麗な風景の中での再会と.二人でおりなすピュアな気持ちに自分まで溶け込んで
しまい.涙がとまりませんでした。試写会で見ることができました
事に感謝しております。
心が洗われるような不思議な気持ちになりました。
劇場公開日6月17日にはまた見に行きます。
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