テイキング・オブ・デボラ・ローガンのレビュー・感想・評価
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凝ったPOV
アルツハイマー患者の介護者への影響を調べるという名目で、医大生たちが老女デボラとその娘サラの家に泊まり込んで映像記録を残す。まぁ、フェイクであることはすぐに分かるし、どこまで真に迫れるかといったところが評価の分かれ目。
序盤で一番のツッコミどころはアルツハイマー患者が綺麗な絵を描いてるってシーン。いくら趣味が絵画だからって、抽象画ならいざしらず、風景画は無理だろう。患者は時計の数字を書くのさえ不可能なんだから・・・
途中からは40数年前の連続少女殺人事件がメインとなり、蛇の霊だか何だかが老女デボラに憑依してることが恐怖映像を盛り上げてくれた。隣人ハリスの発砲ではすぐに連絡したのに、屋根裏から死体を発見したときには警察にも通報せずに燃やそうとしていた。また、デボラが病院からの脱走って展開になり、病院の責任も重大だと思う。
どうしてここまでPOVホラーが量産されるのでしょう?この作品では序盤から派手なシーンもあったし、デボラ役の女優さんの演技が素晴らしかったこともあり、まだ楽しめる作品にはなってました。さすがに警察が介入したら、カメラは止めさせられると思うけど・・・
POVは限界あるよな
設定とか面白いと思うんだよね。
でも、やっぱりダラダラしたシーンが多いんだよね。
わりと小奇麗な老人が段々と狂っていくシーンの表現や
メイクや演技とかはかなり鬼気迫るものがあった。
それに伴い理屈では理解できない現象が少しづつ起こって
行くのもなかなか盛り上げ方としても良かった。
ただそこから先はPOVだとやっぱりテンポが悪いし、
ビデオカメラだと何が起こっているのかわかりづらいことや
変化に乏しくてちょっと飽きちゃうんだよね。
でもPOVのる画面の説得力はあるとは思う。
アルツハイマーが進行して行くと過去の事件が浮き彫りになっていくのとか
面白いのだけど、もうちょっと深堀してほしかったな。
最後の丸呑みシーンは秀逸だった。あれはいい🤣
ああ、あとアルツハイマーって怖いな。
まあまあ怖いけど
なんでわざわざ夜中に死体掘り返したり、屋根裏探ったりするんだか
明日の朝にしようといいつつも何故か止めないし
警官にかみついたのにみんな準備しなさすぎ
坑道で火をつけたら酸欠になるのでは?
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自宅にて鑑賞。日本劇場未公開作のPOV。土着的なモナカン族の民間信仰が絡み、序盤から黒い蛇が重要なアイテムとして登場する。超常現象を扱い乍らも合理的な説明として、ドネペジルやシナプスの陥落等、医学的な見地が盛り込まれているばかりか、このテのには珍しく悪魔祓いなど迷信とまで神父に云わせしめている。不気味な雰囲気でミステリアスに展開していくが、惜しむらくはラストを含め、判りにくい描写が何度かあったのがマイナス要素。こちらの理解力に問題もあろうが、もう少し判り易ければ、評価はグンッと上がった。60/100点。
・何と云っても、本作は“デボラ・ローガン”を演じたJ.ラーソンの全裸も厭わない体当たり演技によって成り立っており、本作のリアリティーは序盤の上品な容姿から終盤の姿は想像し難い程の彼女の表現力が負う所が大きい。尚、娘の“サラ・ローガン”を演じたA.ラムゼイと実年齢では僅か13歳しか違わない。
・モナカン族の血の儀式──初潮の血を捧げる“血を流す花”や'70年代初めに発生したルージュ川少女連続殺人事件、更にはALSを患った小児科医K.A.キャンベルの“アンリ・デジャルダン”、何かを知っている妖しげな隣人R.カトロナの“ハリス・スレドル”等、細部にも凝った設定が用いられている。
・現代医学では、劇中で描かれる様な脳のCTスキャンだけで、アルツハイマー病や認知症の進捗を診断する事は不可能であると云われており、死亡後の解剖によってのみ病状の進行や疾患の詳細が掌握出来るとされている。
・認知症が関連するPOVとの括りで『ヴィジット('15)』を彷彿させるが、本作の方が古い。医学的な説明をする際に脳内のシナプスの伝達を電話交換手と喩え、嘗ての職業として対比させただけでなく、憑依に至る小道具としても活用したのはユニークである。
・鑑賞日:2018年1月4日(木)
疲れた……
思った通り、全然面白くなかった。
前編通してのPOVのモキュメンタリー。それも疲れたし その手のものは飽きてるし、内容的にも面白くない。
洞窟?鉱山?の中での蛇と化した姿とか 寒々しかった。
なんか前にあったなー「グレイヴ・エンカウンターズ」だっけか?見た目と言うか、雰囲気が あれとカブったw
観る程の価値があるとは思えない。
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