「ハラハラした!」ヒトラーへの285枚の葉書 ゆ~きちさんの映画レビュー(感想・評価)
ハラハラした!
ドイツでは生徒は質問に答えるとき、手を上げてはいけないと聞きました。ヒトラー政権を想起させるからだそうです。
日本の戦時中は天皇万歳、自分の息子が戦死しても、お国のために頑張ったと礼賛されたものですが、本当はこの夫婦の気持ちが一番正しいはず。国のために命を捧げるなんて、やっぱり理不尽でしょう。
最後の最後までハラハラした展開でしたが、あの映画をイギリス人に英語で演じさせたのは、確かに複雑に思いました。でも英語なら大体理解できるから、役者の表情にも集中できたし、日本語で表しにくい行間のニュアンスも掴めたのはよかったです。
それにしても、戦争というのは愚かなものだと、終戦記念日の前に改めて実感しました。
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