「物語・心情を歌で語りすぎるのはどうかと・・・」グレイテスト・ショーマン 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
物語・心情を歌で語りすぎるのはどうかと・・・
19世紀実在した興行師バーナムの半生を描いたミュージカル映画。
音楽は「ラ・ラ・ランド」のメンバーが担当しただけあってワクワクする音楽満載。だが、その音楽も後半飽きた。曲数も「ラ・ラ・ランド」並みで同じものも繰り返す事がある。
私はミュージカル映画という物は物語ありきだと思っている。しかし、この映画は物語の内容が浅い。
そして物語描写が来る前に、歌で内容を語りすぎる。
じっくり興行団の仲間の差別、苦しみを物語で観たい前に歌で語り出す。「は?」と唖然とした。
一言で言えば「こんな物は劇場でやってください」です。
歌・ミュージカルが表・前面に出すぎている。
(これがアメリカの批評家にウケなかった原因では無いかと思います。アメリカの方がこれは「映画」それは「劇場」と括りの考えもしっかりしてますしね。)
もう少し仲間との信頼や苦労・苦悩の描写があれば嬉しかったのだが、歌でおわらせては、、、。
主人公がメイン過ぎますし。
勿体ない。
私は映画は内容をしっかり描写で観たいんです。
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