「見世物小屋的なミュージカル」グレイテスト・ショーマン Trssさんの映画レビュー(感想・評価)
見世物小屋的なミュージカル
ハンディキャップを抱えた人を見世物にするという、少し扱いづらいテーマを、華麗なミュージカルにして見せたチャレンジ精神にアッパレをあげたいです。
あからさまな差別的な視線を浴びていたであろう人たちにスポットライトを当てつつ、説教くさくなく、エンターテイメントとして見応えのある映画にしてくれました。エレファントマンという秀作でもそうでしたが、昔のサーカスというのは、どこか見世物小屋的な後ろ暗い世界であったようですね。
スウェーデンのオペラ歌手のアメリカ興行のエピソードは、なくてもよかったような気がしますが、それ以外はテンポもよく、音楽も素敵でした。
ヒュー・ジャックマンは、さすがの歌でしたね!
コメントする